(8月27日 時事)英小売り大手マークス・アンド・スペンサー(M&S)は25日、ドイツの衣料品通販大手ザランド傘下の企業間取引(B2B)物流企業「ゼオス」との提携を発表した。欧州大陸の22市場で、M&Sが消費者に直接販売する商品の配送業務をゼオスが担う。
世界的なオムニチャンネル事業の構築を目指すM&Sにとって、コスト削減が課題となっている。ゼオスと提携することで、物流コストを最大で半減させるとともに、欧州全域でオンラインチャンネルの成長を加速させたい考えだ。
両社は今月、ポーランドで試験運用を開始。配送コストは58%削減された。また、返品処理にかかる時間は最大35日間から8日間に短縮。再販売までの時間が早まり、顧客への商品提供体制が向上した。
M&Sのレミング国際部門責任者は「欧州全域で当社のファッション製品の需要が高まるなか、品質に見合う円滑なオンラインショッピングの提供が不可欠」と指摘。「ゼオスとの提携により、配送の迅速化、在庫の確保、顧客サービスの向上を実現すると同時に、欧州における今後の成長を支えるより効率的で拡張性の高いプラットフォームの構築が可能になった」と強調した。
Wed, 09 September 2026



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