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Thu, 21 November 2024
バスカー土門の人生相談

土門秀明(どもんひであき)
山形県酒田市出身。バブルガム・ブラザーズのギタリストとして活躍後、渡英。2003年、日本人初のロンドン地下鉄演奏許可証(バスキング・ライセンス) を取得。著書に「地下鉄のギタリストBusking in London」(水曜社)がある。入魂のソロアルバム「From the Underground」 、ライブアルバム「Live in Tube」 も絶賛発売中。2012年5月より「地下鉄のギタリスト 第2章 激闘編」として未発表日記、爆笑ボツネタブログを開設!www.domon.co.uk

アメリカン・フィーリング by サーカス

Dear ドモンさん
私は学生ビザで英国に滞在して3年になります。今までこれといったトラブルは無いのですが、一時帰国や旅行をする度、ヒースロー空港のイミグレーションを通るのが怖くて仕方ありません。別に悪いことをしているわけではないので、堂々とすればいいのでしょうが、早口の英語で質問されると焦ってしまい、しどろもどろになって毎回冷や汗ものです。どのような心構えで応対したらよいのでしょうか?

回答

いやー、正直俺も毎回ビクビクだよー。

何なんでしょうね、あれ。まるでこっちが犯罪者にでもなったような嫌~な気分ですよね。高い学費を払って英国経済に貢献してんだから、少なくともスマイルで質問、応答してほしいものですよっ!

そういえば前回、学生にしては中途半端な時期に一時帰国したんですが(あ、私一応学生です)、イミグレで思いっきり止められまして質問責めですよ。「君、こんな時期に4週間も日本に帰って、勉強はどうしたんだい?」なんて詰問されて……。ちゃんと学校にも許可取ったし、休める時期だったんで問題無いんですけどね。で、必死に英語で説明したんですが、心臓バクバクしちゃって、だんだん訳が分からなくなってきたんですよ。平常心だったらもっと上手く説明出来たと思うんですが……(汗)。でも、やはりここはバスカー土門として、ビシッとキメてやらねばと思い、一言ガツンと言ってやりましたよっ! ―「I'm sorry...」ってね(とほほ)。

そんなあなたに
アメリカン・フィーリング
by サーカス

「♪今、私はコバルトのか~ぜ~♪」なんて爽やかな歌なんでしょう!この曲は米国に向かう主人公の心境を歌っていますが、英国にもこんな爽やかな気持ちで入国したいものです。結局、イミグレの人は「I'm sorry」で戦意喪失したらしく「君もう行っていいよ」って通してくれました。ヘタに意地にならず、終始低姿勢で入国してくれい!



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