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Tue, 31 March 2020
19 March 2020 vol.1551

英航空フライビーが経営破綻
欧州近距離最大手、新型コロナが背景

5日、航空会社フライビーは乗客に空港へ向かわないよう呼びかけた
5日、航空会社フライビーは乗客に空港へ向かわないよう呼びかけた

(ロンドン 3月5日 時事)英国内線などを手掛ける同国の航空会社フライビーは5日、資金繰りの悪化で経営破綻し、法的整理手続きに入った。旅客機の運航も停止した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う利用者減少が背景にあり、旅行・航空業界が直面している厳しい現状が浮き彫りとなった。

小型機で近距離の地方都市を結ぶ地域航空会社の欧州最大手。管財人は「過去2、3週間に旅行産業に加わった圧力の結果、財務状況の厳しさが一段と深まった」と説明している。

同社は1979年設立で、従業員約2400人。年間利用者は約800万人。燃料コストの高騰などで経営が行き詰まり、親会社と英政府が今年1月に救済策で基本合意した。しかし、英メディアによると、支援の詳細を詰める段階で英政府が1億ポンド(約138億円)の融資に難色を示したという。

英国では昨年9月、世界初の旅行代理店とされるトーマス・クック・グループが破綻。旅行業界の受難が続いている。

航空会社、各国政府は支援表明

(ロンドン 3月17日 時事)新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、多くの航空会社が存亡の危機に直面している。各国政府の中には自国を代表する航空会社の支援に動きだしたところもあるが、航空業界を取り巻く環境は日増しに悪化している。

ただでさえ旅行需要が落ち込んでいる上、新型ウイルスの感染拡大を阻止するために入国禁止措置を取る国が増加しているのが打撃となっている。16日には新たに欧州連合(EU)が30日間の入域禁止を表明したほか、カナダも国境閉鎖を決めた。

特に感染が急増している欧州を中心に、航空各社は大幅な減便や人員削減を余儀なくされている。オーストリア航空は全ての定期便を停止。北欧のスカンジナビア航空も9割の従業員を一時解雇し、ほぼ全便を停止した。ブリティッシュ・エアウェイズなどを傘下に置く欧州航空大手IAGは輸送量の75%削減を発表し、16日の株価は前週末比27%安の急落となった。

政府による支援の動きも出てきた。現地報道によると、イタリア政府は同国を代表するアリタリア航空を再国有化する方針。オランダのフクストラ財務相はKLMオランダ航空の救済に「できることは何でもやる」と表明した。

ただ、米大手デルタ航空のバスティアン最高経営責任者(CEO)は「支援を得られると楽観しているが、政府支援を待つ間に会社の将来を危険にさらすことはできない」と需要急減に神経をとがらせている。

 
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