instagram Facebook ツイッター
バナー
Thu, 04 June 2020
4 June 2020 vol.1556

ジョンソン首相側近、ロンドン離れ長距離移動
外出規制下で観光も?

外出規制中に北東部ダラムに滞在していた、ジョンソン首相の側近ドミニク·カミングス上級顧問
外出規制中に北東部ダラムに滞在していた、ジョンソン首相の側近ドミニク·カミングス上級顧問

(ロンドン 5月25日 時事)5月24日付の「オブザーバー」紙などは、ジョンソン首相の側近ドミニク·カミングス上級顧問が新型コロナウイルス感染拡大による外出規制中、400キロ以上離れた場所を2度にわたり訪問していたと報じた。国民が移動制限を強いられる中、政権中枢の人物が「規制破り」とも受け取れる行動を取っていたことに批判が高まっている。

報道によると、カミングス氏は3月23日の外出規制発令後の同月末ごろ、家族と共にロンドンを離れて親族のいる北東部ダラムに滞在。カミングス氏はその時期、新型コロナの症状で自主隔離していたはずだった。4月半ばには滞在先から約50キロの観光地を訪れていたのを目撃され、その後も再びロンドンからダラムを訪問したとされる。

カミングス氏は、メディアの取材に「妻が新型コロナの症状を発症したため、(息子を預けられる)親族の近くにいる必要があった」と釈明。ジョンソン首相は5月24日の記者会見で処分は下さない考えを強調した。

政府は不要不急の外出を避け、同居しない家族とも会わないよう呼び掛けている。野党労働党のスターマー党首は「(同氏を更迭しないのは)犠牲を強いられてきた国民への侮辱だ」と批判。与党保守党内からも同氏の辞任を求める声が出ており、去就問題が続けば政権へのダメージとなりそうだ。 

カミングス氏の検挙見送りに

(ロンドン 5月29日 時事)カミングス首相上級顧問が新型コロナウイルス対策で導入された外出禁止令の下、遠隔地を訪れた問題で、警察当局は5月28日、法令違反に当たる疑いがあると発表した。ただ、違反内容は「軽微」だとして検挙を見送った。

ジョンソン首相は「合法的で正当な行動だ」とカミングス氏を擁護してきた。この日の会見では「警察は何もしないと言った。問題は終わりだ」と主張した。

カミングス氏は4月中旬までの2週間半、ロンドンの自宅から400キロ以上離れたイングランド北東部ダラムに家族と滞在し、近隣の観光地に立ち寄った。警察は観光地訪問を問題視したが、家族以外の者との接触がなかったとみられ、職務質問の機会が当時あっても帰宅を指示して終わった公算が大きいという。

外出禁止令の違反者は最高960ポンド(約13万円)の罰金を科される。

 
<< 最初 < 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 > 最後 >>

1 / 40 ページ
  • Facebook

キャリアコネクションズ ゲンダイ・ゲストハウス
バナー バナー

ロンドン・レストランガイド ブログ