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ニュースダイジェストのグリーティング・カード
Mon, 26 October 2020

毒舌シェフへのキツーいお言葉 from UK

セレブ・シェフといえばまず筆頭に上がるのが、「ヘルズ・キッチン」や「Fワード」など、英米のテレビ番組でも大活躍するゴードン・ラムゼイ。ミシュランの3つ星を獲得したチェルシーのレストラン「ゴードン・ラムゼイ」を筆頭に、東京やドバイにも次々と店舗をオープンしている。

だが、そんな向かうところ敵なしと思われたラムゼイ氏を衝撃的な出来事が襲った。「ニューヨーク・タイムズ」紙のレストラン批評家としてその名を馳せるフランク・ブルーニ氏が、彼の最新レストランに極めて辛口の批評を寄せたのである。米国上陸の夢を懸けて昨年11月、ニューヨークにオープンした「ザ・ロンドン」だが、最高4つ星というランクの中で、もらった星はたった2つという評価だった。

「ラムゼイの態度の豪快さに、料理の内容が追いついていないね」と、バッサリ斬るブルーニ氏。「ほとんどの材料が当たり前のものばかりだし、味付けもおとなしいだけ、印象だって語りかけてくるものがない」。それだけでなく、「甘すぎ、ネバつき気味のカレイ」や「ケンタッキーフライドチキンのカーネル・サンダースが作ったようなチキンとランゴスチン」といった妙な味の取り合わせにはすっかり失望した模様だ。

ちなみに、他のニューヨーク各紙の批評でも芳しい評価を受けていないという現状の当レストラン。それでも母国の英国メディアは、ラムゼイ氏に同情的な視線を送る。「インディペンデント」紙のサトクリフ氏によれば、「ニューヨーカーは『滅多なことでは感嘆しない』という自分達にプライドを持っているうえ、ラムゼイ氏の評判そのものに反発する向きがある」というのが、予想外の低評価の理由だという。

「皿の外側では悪ガキかもしれないけれど、皿の内側では型どおりの優等生さ」とまで書かれてしまったラムゼイ氏。ニューヨークでは自慢の毒舌も控えめにしていたようだが、この際、開き直って図太さを前面に押し出していくのも悪くないかもしれない。態度だけでなく、もちろん味のほうも。

「The Independent」紙
Ramsay's 'cloying, gummy' turbot leaves New York cold



 
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