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Mon, 09 December 2019

「チャールズ皇太子の」ガチョウ、盗難される from UK

こんなにかわいいひな鳥たちが
こんなにかわいいひな鳥たちが
丸焼けに……
皆さん、2007年のクリスマスはどう過ごされましたか。英国のクリスマスでなくてはならないものと言えば、鳥の丸焼き料理。もう鳥なんて見たくないという人も多いと想像しますが、今回は鳥料理をめぐり年末に発生した悲しいニュースをお届けします。

昨年のクリスマス前、英南西部デボン州にあるとある農場から、大事に大事に育て上げられたオーガニック・ガチョウ350羽が盗まれるという事件が発生した。アミス夫妻が経営するこの農場は、かのチャールズ皇太子の経営するオーガニック食品ブランド、「ダッチー・オリジナル」と契約しており、この事件が起きた翌日には、このガチョウたちは調理用に準備された後、チャールズ皇太子に献上される予定だったそうだ。今回の盗難騒動のせいで、同ブランドは昨年クリスマス、小売り大手セインズベリーにガチョウを卸すことができなかった。

さらに悲しいことには、泥棒たちはガチョウをトラックに乗せた後、証拠隠滅と逃走時間を稼ぐために800羽のひな鳥が残っている納屋に火をつけたのだ。明け方、火災に気付き目覚めたアミス夫妻は、泥棒たちの思惑通り火災の処理に追われ、鎮火後、焼け跡からひな鳥の死骸しか出てこないことで、ようやくガチョウの盗難に気付いたそうだ。

盗まれたガチョウは丸々と太っていて、一羽50ポンドで取引される予定だったという。また800羽のひな鳥も各15ポンドで取引されることになっていたと言うから、アミス夫妻の損失は3万ポンド(約680万円)にも上る。

「盗難に遭うのはこれで3度目だけれど、こんな風に火をつけられたんじゃ、もうやっていけないよ」と泥棒たちへの怒りをあらわにしたアミス夫妻。そんな傷心の夫妻を慰めたのが、なんとチャールズ皇太子だった。「もうガチョウの飼育を続けることはできない……」と皇太子宛てに手紙を送ったところ、皇太子の個人秘書から実に心のこもった、温かい励ましの返事がきたそうだ。「とても感動的だった」とその喜びを語ったアミスさん、きっと今後も皇太子のため、ガチョウ飼育を続けていくことになるのだろう。

「Times」紙 “Raiders kill 800 ducklings and steal Prince of Wales's supply of free-range organic geese”



 
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