18 August 2016 vol.1465
世界中で大人気のポケモンGO、恥ずかしながら「ポケモン=黄色いカミナリ怪獣がほかの怪獣を食べるゲーム」と思い込んでいた私にとってルールはいまだ複雑怪奇です。ただ一つ分かるのは、頑固なインドア派を瞬く間にアウトドア派に変えるパワーを持っているということ。某友人は、週末はひがな一日家に閉じこもってゲームをしていれば幸せという筋金入りのゲーマーなのですが、ポケモンGOを始めるや否や、朝晩の通勤は徒歩を大幅に増やして狩りに勤しみ、週末も朝からジョギングしながらポケモン探しに熱中する始末。「書を捨てよ町へ出よう」ならぬ「スマホを手に町へ出よう」ですね。(月)
激混みの地下鉄通勤に耐えかねて、少し前からバスで会社に通い始めました。30分早く家を出なければなりませんが、一回座席に座れば、あとは寝るなり本を読むなりしていれば着くので快適です。同じ時間帯に乗るので、乗客にいつも同じ顔ぶれが混じっているのも分かってきました。中でも異彩を放つのが、双子の中学生男子。彼らは常にSFや古い西部劇などのちょっとコアな映画について、批評家のように生意気な口ぶりで熱く語るのが日課です。2人は髪の長さが違うだけで、あとはすべてソックリ。きっと乗客のみんなが「あの双子」と認知しているでしょう。まだユニークな人がいますが、それはまた今度。(徒)
英仏独ニュースダイジェストの毎年恒例企画「フォトコンテスト」の今年の締め切りが今月の26日に迫ってきました。今年のテーマは「海外生活の一コマ」です。毎年たくさんの応募をいただいていますが、応募者の皆さんの色々な視点やそれぞれの思いを反映して撮られる写真は三者三様。どれも、数年後にその写真を見返したときには、たくさんの情景やその時々の気持ちなど、きっと多くのことが思い出されるのだろうなという作品ばかりです。ご応募いただく写真が、皆さんにとって2016年の、そして人生の素敵な思い出の一コマになるよう願いつつ、まだまだたくさんの作品の応募をお待ちしています。(澄)
夏休みシーズン到来! とこの季節を満喫したいところなのですが、就学児を持つ私にとって7月下旬から9月にかけての約8週間は、日々の生活との戦いとなります。子供の夏休みを充実したものにしてあげたいという思いと、なかなか減らない宿題の山。さて、どう乗り切るか。ご褒美方式で朝一番に宿題を終えさせて、公園やロンドンの観光名所を巡る日々を過ごしています。気付けばロンドンの地理・歴史に加え、地下鉄やバスの路線地図を網羅している息子。ときに携帯で検索するよりも早く、ルート案内をしてくれるまでになりました。「Work Hard, Play Hard」 をモットーに、残りも乗り切りたいです。(七)