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Mon, 25 November 2024

英国みやげ探訪 - イギリスのお土産

定番ものもいいけれど、たまにはいつもと違うお土産をセレクトするのはいかがですか?
ひと捻りしたイギリスのお土産は、お世話になった人や大切な人へだけでなく、自分用にしてもよいですね。

23 November 2006 vol.1072

店内17年前にマリルボーン・ハイストリートに誕生したというヴィランドリー。1997年に現在の場所に越してからは、レストラン、カフェ&バー、フード・ストア、そして小さなテーク・アウェイ・スペースも設置され、セントラル・ロンドンで最高の食を提供する場所となっている。

フード・ストアに陳列された新鮮な野菜や焼きたてのパンを横目に、奥にあるレストランへ(レストランは、ストア、カフェ、ワイン・セラーを突き抜けた所。あるいはBolsover Street側の入り口を利用)。シンプルだが計算し尽くしたという感が漂う上品なインテリアに相応しく、ビジネス・ランチ風の客が多いが不思議とネクタイ族は少ない。

メニューはフレンチ風ヨーロピアンがメイン。毎日メニューが少しずつ変わるので(ウェブで確認可)、テーブルにつくとすぐにスタッフが今日のスペシャルを説明してくれる。スターターに頼んだ「Fried Organic Egg withToulouse Sausage and Saute'ed Wild Mushrooms(£9.50)」はイングリッシュ・ブレックファースト(EB)のような様相で驚いたが、食べてみるとそんじょそこらのEBとは比べ物にならない美味しさ。粗挽きソーセージはパリッとした皮にジューシーな中身だし、キノコはポルチーニなど様々な種類が混じっている。そして卵に至っては、素材が良いのでくさみがなく焼加減も絶妙という正にほっぺたの落ちる「朝食」だった。シンプルなものが美味しいレストランは良いレストランというモノサシが自然とメインへの期待を高まらせる。しかし、「Squid」という文字に惹かれ注文した「Salt andPepper Squid with Tartar Sauce(£16.00)」がイカのフライだったことがわかり、しばし後悔。イカ自体は丁度良い噛み応えがあり美味しかったのだが、フライの衣が少し厚すぎた。

そうは言え、フード全体としての評価は◎。特に提携農場から供給される野菜などは味わい深く、調味料要らず。デザートには、アール・グレイのシャーベットがオススメ。


1. 素材の良さがわかるしっかりとした味の肉を使った「Pan Fried Scotch Fillet ofBeef with Bearnaise Sauce(£21.50)」
2. アーティチョークのサラダ「WholeGrove Artichoke with HazelnutVinaigrette(£6)」は、ドレッシングが美味
3. ちょっと衣が厚かったイカのフライ。肝心のイカは新鮮でおいしい

フィッシュケーキなど
4.「Honeycomb Ice Cream with ChocolateSauce(£5.75)」は、ハニーコムのサクサクした歯ざわりを楽しんで
5. 白を基調としたシンプルで上品な店内
6. フード・ストアには新鮮な野菜などが山盛りに

レストラン・データ
店名 Villandry
住所 170 Great Portland Street, London W1W 5QB map
TEL 020 7631 3131
営業時間 レストラン(Bolsover Street側)
月~土 12:00-15:00、18:00-22:30
日 11:30-16:00
カフェ・バー
月~金 8:00-23:00、土 9:00-23:00
フード・ストア
月~土 8:00-22:00、土 22:00-18:00
Budget £30~
最寄り駅 Great Portland Streett 駅
URL www.villandry.com
 

*商品の品ぞろえ、価格等は取材時および記事掲載時のものです。予告なく変更になる場合もありますのであらかじめご留意ください。

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