4 October 2018 vol.1516
日本で繰り返し起きている自然災害に心が痛みます。台風24号で、首都圏の在来線が20時に全面運休したというニュースを聞いたときは、今までとは違う時代に突入したような気がしました。日本で一人暮らしをする父にメールしたところ、マンションの眼下に見える駐輪場の屋根が、「風でぶっ飛んでいった」そう。同じ日に、全く違うエリアに住む友人からも「駐輪場の屋根が自転車を数台ぶら下げたまま飛んでいった」とメールが入り、その日は1日、屋根と一緒に空を飛ぶ自転車の図が頭から離れませんでした。古い建物が多い英国にそんな台風が来たら、何が飛ぶか分かったものではありませんね。(徒)
漫画好きの私は、電子書籍の恩恵にあずかり英国でも漫画を読んでいます。最近ハマっているのは某青春スポーツもの。主人公たちが練習を積み重ね、自分の限界を超えていく姿を追いかけるうちに、高校時代、運動部でペアだった部長がふと頭に浮かび、連絡を取ってみることにしました。早速「おー嬉しい!」という反応に続き、現在は博士課程の学生で、大学の非常勤講師もやっているとのこと。そこまで何かを追究しているとは思わなかった、と返すと「そっちも英国行ったんだからお互い様だよね」。あのころ部活バカだった私たちは、それぞれ目標を変え、今も変わらず猪のごとく走り続けているようです。(葛)
毎年楽しみにしているオープン・ハウス・ロンドン。今年は土日共に朝から出掛けて11カ所を訪れることができました。効率よく、より多くの場所を回ろうと思うと、予約の有無、地域、開催日(土曜日のみ開催も多い)、終了時間(13時で終わるところもあり)を考えて、きちんと予定を立てることが必須なイベント。事前の下調べが重要になってきます。今回のハイライトはセント・ポール大聖堂のツアーで木製の大型模型が見学できたこと、そして、メソジスト・セントラル・ホールでしょうか。急角度かつ細い鉄網の階段を登るとそこには、ロンドンを見渡せる絶景が広がっていました。(縞)
年に3回のみロンドン交通局のアイテムが一般に公開される、ミュージアム・デポのイベントに先日行ってきました。歴代のバスや列車、標識などが展示され、運転やドアの開閉操作を体験することもできます。古い列車の車内は風情があり、とても落ち着く空間でした。実際に使われていた標識やドアの開閉ボタンなども購入できるので、大きな箱の中に沢山入ったボタンを吟味する人も。参考までに用途を聞いてみたところ、自宅の開閉ボタンに使用するようです。設置後の自宅を拝見したい気持ちになりました。今回はすべてを見きれなかったので、またゆっくり回りたいと思います。(楽)
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