ラグビーW杯
イングランド大会1次リーグ最終戦
We bid farewell to a Japan side that…
got everyone to fall in love with them
日本に別れを告げよう……
誰もが日本代表と恋に落ちた
「ガーディアン」紙 (電子版)10月11日
ラグビーのワールド・カップ(W杯)イングランド大会1次リーグ最終戦で日本が米国を28‐18で下したことを受けて、英各紙の電子版は11日、今大会での日本代表の健闘を称える記事を掲載した。
「デーリー・テレグラフ」紙は、日本代表を「確実に最もツキがなく、そしてほぼ間違いなく最も勇気がある」チームであったと形容している。また前日にスコットランドがサモアに勝利したことで、日本は米国戦を「誇りのため」に戦うことになったと説明。そしてその誇りをかけた戦いぶりの素晴らしさに対して驚嘆の意を表している。
さらに同試合のオンライン中継を行った「ガーディアン」紙は、「日本に別れを告げよう。誰もが日本代表と恋に落ちた」と述べた。
Why the yakuza are not illegal
なぜヤクザは違法でないのか
「エコノミスト」誌(電子版) 9月29日
「エコノミスト」誌の電子版は9月29日、日本の指定暴力団である山口組が分裂したことを受けて、「なぜヤクザは違法でないのか」と題した記事を掲載した。
同記事は、日本では商店街の裏道に暴力団の事務所が位置しているほか、福島原子力発電所の清掃作業や2020年開催予定の東京五輪に向けての建設作業などにヤクザが関わっていると紹介。「日本は組織されていないほかのものよりも、組織犯罪を好むようである」と述べている。
It seems odd that shunga still has the power to shock
春画が衝撃を与えるとは奇妙
「エコノミスト」誌 10月3日
「エコノミスト」誌の3日号は、日本で現在開催されている春画展に注目する記事を掲載した。
同記事は「日本では大々的かつほぼ大っぴらな形で性産業が存在しているにも関わらず、春画と呼ばれる古い木版画の集合体が衝撃を与える力を持っているというのは奇妙」との見解を提示。9月中旬より永青文庫美術館で春画展が開催されるに至るまで、日本における20以上の美術館が春画の展示を拒否していたことに言及している。
The fairytale lives on
おとぎ話はまだ続く
「デーリー・テレグラフ」紙(電子版) 10月3日
ラグビーのワールド・カップ(W杯)イングランド大会1次リーグで3日、日本がサモアを26‐5で下したことを受け、「デーリー・テレグラフ」紙の電子版は「おとぎ話はまだ続く」との表現で日本の勝利を称えた。
同記事は、南アフリカ戦に勝利した日本代表が「勝ち目がないと思われていたにも関わらず、あっと言わせるような活躍を見せる者たち」を常に愛する中立的な立場の英国人の心を勝ち取ったと伝えている。
Retired wrestler appointed to Japanese cabinet
元レスラーが日本の閣僚に
「デーリー・テレグラフ」紙(電子版) 10月7日
「デーリー・テレグラフ」紙の電子版は7日、第3次安倍晋三内閣において文部科学相に就任した元プロレスラーの馳浩衆議院議員の略歴を紹介した。
同記事は、日本ではプロレスが根強い人気を持つことを考慮し、安倍首相が支持拡大を狙って任命したと示唆している。
また馳議員がかつて「ベトコン・エクスプレス」というリング・ネームを持っていたことに言及。1990年には試合中に死亡寸前の状態に陥ったなどの過去にも触れている。
Immigration is hugely controversial
移民問題が物議を醸す
BBC(電子版) 10月8日
BBCの電子版は8日、日本人漫画家のはすみとしこ氏が、シリア難民の少女の写真を元にしたイラストとともに「そうだ難民しよう!」といったメッセージをフェイスブック上に投稿した一件を報道した。またこの作品に対して抗議の声が上がっていると紹介。加えて日本では移民問題が物議を醸していると伝えている。