鹿の愛護団体が観光客に警告
Nine famous Japan Nara deer die after swallowing plastic bags
奈良の鹿9頭がポリ袋の誤食で衰弱死
「インディペンデント」紙(電子版) 7月11日
「インディペンデント」紙(電子版)は11日、日本の奈良公園に生息する鹿が、ポリ袋などを誤食し死ぬケースが相次いでいると伝える記事を掲載した。
同紙は、奈良の鹿愛護会が、3月からこれまでに死んだ14頭の鹿のうち9頭の胃の中から大量のポリ袋や菓子の包装用ビニールなどの塊が出てきたと伝えたと報道。そのうち1頭の体内からは4.3キロものポリ袋が見つかったとし、同紙は、観光客が公園に捨てた食べ物の袋の匂いに惹かれ、鹿が袋を食べてしまうと説明した。
記事は、同愛護団体がツイッターで鹿の胃から出てきたプラスチックの写真を掲載し「奈良公園にゴミを捨てないで!」と警鐘を鳴らしたと伝えた。奈良県も公園内で売っている鹿せんべい以外の餌を与えないよう、観光客に強く警告する方針であるとした。
記事によると奈良公園には約1200頭の鹿がおり、国の天然記念物に指定されている。奈良の鹿は、餌をあげる前に「おじぎ」をするので観光客から人気があると述べた。
Japan defends commercial whaling but loses appetite for the meat
日本は商業捕鯨を擁護するが、鯨肉の人気は下降気味
「フィナンシャル・タイムズ」紙(電子版) 7月5日
「フィナンシャル・タイムズ」紙(電子版)は5日、日本は31年ぶりに商業捕鯨を再開したものの、食生活の変化で鯨肉の人気は下降していると伝えた。そして、捕鯨が日本の文化やプライドを守るために行われているのではないかと述べた。
Japan tries to please Rugby World Cup fans with rethink on tattooed bather ban
入れ墨をしているラグビー・ファンに朗報
「ガーディアン」紙(電子版) 7月8日
「ガーディアン」紙(電子版)は8日、日本で開催されるラグビーW杯を前に、日本の温泉の多くが、入れ墨をしている人にも入浴を許可する計画があると伝えた。4万人近い海外からのスポーツ・ファンの多くがタトゥーを入れているためだとした。
Japanese government ad warns of effect of its own labour reform
日本政府、働き方改革に伴うシワ寄せ防止CMを制作
「フィナンシャル・タイムズ」紙(電子版) 7月8日
「フィナンシャル・タイムズ」紙(電子版)は8日、日本政府は自らが推進する「働き方改革」の影響で、大企業や親事業者が下請け業者に負担を強いるのを防ぐため、「下請けいじめ」防止のテレビCMを制作、ゴールデン・タイムに放映したと伝えた。
Japanese pop star Mayu Tomita sues government for inaction after stalker stabbed her 60 times
冨田真由さんがストーカー事件で東京都を訴え
「インディペンデント」紙(電子版) 7月12日
「インディペンデント」紙(電子版)は12日、芸能人の冨田真由さんが、2016年にファンから刃物で襲われ60カ所余りの傷を負った事件で東京都を提訴したと報道。当時、事前に危険性を伝えたにもかかわらず警視庁が警備を怠ったためと伝えた。