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Sun, 22 December 2024

知って楽しい建築ウンチク
藍谷鋼一郎

スタッフのつぶやき 7 April 2016 vol.1456

7 April 2016 vol.1456

梦

約10カ月の留学も終わりに近づき、否応なしにロンドンでの生活を振り返ることが多くなりました。先日、編集長と昼食をご一緒させていただいた際、留学を通して変わったと思うことは、という質問に対して、答えに詰まってしまった私。お恥ずかしいのですが、やはり変わったと思うことは特にありません。代わりに、自分にはこういう部分があるんだ、といった発見が多くあったように思います。その中にはもちろん直すべきところも。これから変わっていきたい所存です、編集長。ニュースダイジェストの皆様、大変お世話になり感謝しております。読者の皆様、お読みいただきありがとうございました。(インターン生、梦)

遊

インターン、楽しかったです! 大学留学だけではできない経験をさせていただきました。私は本当に幸せ者で、周囲の協力と運があったから留学がかないました(祖母に足を向けて寝られません)。多くの日本人学生にも同じような経験をしてほしい。しかしこの不景気で、留学生の数は減少傾向。国は「国際化」と言いつつ、他国の生徒への支援は惜しみなく行う一方、国内の学生を少しなおざりにしているのではと思います。お金がすべてではありませんが、必要なときもあります。未来ある国民の成長に予算を割いてこそ、今後の発展があります。愛する母国に物申して、最後の編集後記とさせていただきます。(インターン生、遊)

 

藍谷鋼一郎:九州大学大学院特任准教授、建築家。1968年徳島県生まれ。九州大学卒、バージニア工科大学大学院修了。ボストンのTDG, Skidmore, Owings & Merrill, LLP(SOM)のサンフランシスコ事務所及びロンドン事務所で勤務後、13年ぶりに日本に帰国。写真撮影を趣味とし、世界中の街や建築物を記録し、新聞・雑誌に寄稿している。
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