【最終回】 第14回 日経とFTの将来は?
日本経済新聞社が英「フィナンシャル・タイムズ」紙(FT)を含むFTグループを正式に傘下に入れてから9カ月が経ちました。
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第13回 日経新聞のこれまで
これまでは日本経済新聞社が買収した英経済・金融専門紙「フィナンシャル・タイムズ」(FT)について書いてきましたが、今回は逆に日経の方に目を移してみましょう。
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第12回 電子化成功の鍵とは
ロンドンで電車に乗ると、新聞を手にしている人を見掛けることは珍しくありません。朝刊無料紙「メトロ」や同じく無料の夕刊紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」が配布されていますから、ついつい手に取ってしまいますよね。
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第11回 「攻め」が得意なバーバー編集長
昨年11月、「フィナンシャル・タイムズ」紙(FT)のライオネル・バーバー編集長がロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで講演をすると聞き、早速、筆者は会場に駆け付けてみました。
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第10回 FTの東京特派員たちの素顔
今回は、筆者が日本の新聞社に勤めていた16年ほど前の話から始めていきましょう。
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第9回 速報、動画、コラムがお勧め
これまでに「フィナンシャル・タイムズ(FT)」の様々な面を紹介してきましたが、いざ手にしてみると、一体どこから読んだらいいのでしょうという声をよく聞きます。 英語は苦手だけれどもFTの記事を読みたいという方には日本経済新聞に掲載されているFTの翻訳記事がお勧めです。
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第8回 将校が読んで、作戦を練る新聞
毎朝、ピンク色の新聞「フィナンシャル・タイムズ(FT)」紙は「タイムズ」や「ガーディアン」、「サン」などとともに小売店の陳列棚に並んでいます。でも、経済専門紙であること、そして1部売りが平日版2.70ポンド(約400円)でほかの新聞の2倍以上もするせいなのか、買っていく人の姿をなかなか見かけません。一体どんな人が読んでいるのでしょうか。
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第7回 冷静、真面目、聖域なしが FT 報道の特徴
前回のコラムではゴードン・ニュートン編集長が記者に「原稿の正確さ、新鮮さ、明確さ」を求め、「フィナンシャル・タイムズ(FT)」紙の現在のジャーナリズムの基礎を作ったことを書きました。
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第6回 FT がピンク色になった理由とは
英国で新聞各紙が小売店の棚に並ぶとき、ひときわ目立つのが、薄ピンク色の新聞「フィナンシャル・タイムズ」(FT)です。なぜこんな色になったのでしょう。
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第5回 「バロン」が仕切る新聞界
英「フィナンシャル・タイムズ」(FT)紙を含むFTグループを日本経済新聞社が買収するという報道が出たとき(昨年7月末)、英国メディアが真っ先に報じた懸念は「編集権の独立はどうなる?」でした。
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第4回 干渉には徹底抗戦の新聞界
ありとあらゆる手を使ってネタ探しをする英新聞界は、政治家や著名人にとってちょっと怖い存在と言えるでしょう。
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第3回 何でもありの取材が横行する英新聞界
マックス・モズレーと言う人物をご存知でしょうか。2009年まで16年間、自動車レースの最高峰フォーミュラー・ワン(F1)などを主催する国際自動車連盟(FIA)の会長を務めました。モズレー氏には秘密がありました。それはサド・マゾ的な性行為の愉しみです。
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第2回 涙と笑いの大衆紙とは正反対の超高級紙
英国にいると、新聞を手に取る機会が結構多い――読者の皆さんもそう思いませんか。その理由は無料で読める新聞が朝夕に駅構内に積まれていたり、通りで配布されていたりするからです。ロンドンだと朝は「メトロ」、午後は「ロンドン・イブニング・スタンダード」がありますよね。無料で、かつほんの20分ほどで読めますから、非常に便利ですね。
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第1回 まさかの買収劇と英メディア界の反応とは
昨年の夏、東京はうだるような暑さが連日続きました。日本に一時帰国していた私が、夜になっても30度近くから一向に気温が下がらない一日を終え、午後11時過ぎに最後のメールをチェックしていた時のことです。メールには、驚くようなニュースが書かれていました。
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