世界中の男性の憧れの的となっている日本人女性と、国際市場において人気はいまひとつと言われる日本人男性。果たしてこの状況は、日本人女性には魅力があって、日本人男性にはないということを示しているのか。各国出身者たちとの交流を経た在英邦人は、その辺りをどう思っているのか。この問いに真正面から取り組むために、今回のお題は「結婚するなら日本人?」としてみました。さて、その結果は?
アンケート実施場所: ロンドン大学(SOAS)前
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いや驚いた。編集部の予想に反して、「結婚相手には日本人」との答えが多数派になってしまった。驚いたことがもう1つ。今回の回答者は男女ほぼ同数なのだが、男女別に見ると「Yes」と回答した女性の割合が、男性のそれよりも多いのだ。理由で一番多いのが「だって信頼できるから」。巷では「近頃の日本人はモラルがなくて……」なんて声が聞かれるが、まだまだ捨てたもんじゃない。「結婚するには信頼が必要」→「信頼できるのは日本人」→「だから私は日本人と結婚する」という3段論法に乾杯。ただ付け加えると、日本人との結婚を望む派の中でも、現在の恋人は英国人を含む外国人、という人が少なからずいた。そして彼らの多くは、日本人が持つ以心伝心の感覚が外国人パートナーに通じないことに不満を抱えているようなのだ。それでも恋人であり続けるということは、やっぱり街頭調査では答えられない、特別な理由があるってことなんだろう。