17 July 2014 vol.1415
サッカーのワールド・カップがついに閉幕しましたね。決勝戦当日、私はジミー・カーという英コメディアンのスタンダップ・コメディー・ショーを観に行っていました。このカーという人、観客の野次に反応するのが大変上手。この日の会場に何度も響いた野次は「サッカーを観せろ!」でした。まあ、ある程度はそういう野次を予期して準備もしていたのでしょうが、カー氏はこの野次に応え、延長戦の後半部分だけ会場の大型スクリーンにサッカー中継を映し出して、なんと「お笑い実況放送」を始めたのです。会場は爆笑の渦。以来、決勝戦における感動のハイライト映像を見る度に思い出し笑いしています。(籠)
先週一週間、大家さんの孫2人(1歳と2歳)がフラットに滞在していました。両親と長く離れるのは初めて。きゃっきゃ遊んでいたと思ったら次の瞬間には「マミー!!!」と大泣きです。気風の良いスペイン人の大家さんはぶち切れて叫ぶし、先週から我がフラットの住民となった子犬は負けじと駆け巡っているし、まさに地獄絵図。お風呂上りに裸で体当たりして私を殴りまくる子供たちをいなしながら、「パソコンが立ち上がらない」「DVDがつかない」と5分置きに呼びに来る大家さんの相手をしつつ、足は子犬にかじられているという一週間、わずかではありますが子育ての大変さを垣間見た気がします。(月)
皆さん、一時帰国の際のお土産はどうされていますか? 私は家族、友人からリクエストをもらうときもありますが、今まではニールス・ヤードの化粧品やフォートナム & メイソンの紅茶など、比較的手に入りやすいものばかりでした。しかし、前回の帰国の際に、義弟から次回のおみやげは「フィッシュ & チップス」が欲しいとのリクエストが! 英国を訪れたことがない彼は、どんなものか食べてみたいようなのです。まずくてもいいとのことなので(それが人生初のフィッシュ & チップスだとしたらかなり微妙ですが……)、どなたか日本に持っていける形状のフィッシュ & チップスをご存知でしたら、教えてください!(縞)
日本から遊びに来た家族と、ストラトフォード・アポン・エイヴォン近郊で淳子さんとアンディさんご夫妻が運営するナロー・ボートのショート・クルーズに参加してきました。ベッドやキッチン、トイレなどもあり、ボート内での生活の様子を感じられる船内は、ロンドンなどで体験できる観光船とは全く違った雰囲気。ナロー・ボートや運河にまつわる様々なエピソードを聞きながら、狭い橋をすり抜けたり、水道橋を渡ったり、水門の開閉を体験したりと、自然豊かな運河の旅を思い切り満喫することができました。少しだけ操縦体験をさせてもらい、誰よりも感動していた父親の姿が微笑ましかったです。(澄)