21 April 2016 vol.1457
熊本地震の発生直後に、英国人の友人から、私の家族の安否を気遣うメールや携帯電話のテキストをもらいました。パリでの同時多発テロの発生時には、日本の知り合いから「大丈夫?」といったメッセージをいくつか。関東在住の家族も、ロンドンに住んでいる私自身も、健康かつ平和に過ごしているので、何だか申し訳なく思いながらも、「自分のことを心配してくれている人がいるんだ」と実感するだけで少し安心した気持ちになれるような気がします。たとえ遠くに離れていても、どんなに忙しくても、思うことなら今すぐにでもできる。思い続けながら何ができるかを考えようと誓いながら、今号の編集後記を書きました。(籠)
先月、東日本大震災発生から5年が経ち、ロンドンでも追悼行事が行われたと思ったら、九州地方で大地震が発生。熊本県だけでなく、広範囲にわたって余震が続いているということで、一日も早い事態の収拾を願うばかりです。弊誌のウェブサイトには、東日本大震災、そして今回の熊本地震に関するチャリティー活動の内容などを無料でご紹介させていただくページを設けています。イベントなどを計画される際には下記ページをご参照の上、弊社までご連絡いただければ幸いです。私自身もロンドンで何ができるのか、考え、行動し、続けていきたいと思います。(月)
www.news-digest.co.uk/news/features/japan-earthquake.html