1. ボタン道、極め続けて30年
The Button Lady

曽祖父母、祖父母と代々営んだ服飾業で受け継いだボタンから始まったという、ボタン専門店。ボタンを見つめて30年、ハムステッド店で25年というベテラン・オーナーのお気に入りは、今の時代から見ても新しいデザイン性を感じるアールデコ時代のボタンだそう。そんな由緒正しき品でも、1個1ポンドからと買いやすい。特に、金箔を内部に施し、宝石のような輝きを放つ1940年代のボタンは必見だ。

Unit B6
Tel: 020 7435 5412
火～金 11:30-17:00　土 11:00-17:30　日 11:30-17:00

2. 中近東の貴重なクラフト・ワーク
Massih Miranzadeh

ペルシャ絨毯やランナー、そのほかアンティークが手に入る店。イランの村で作られている反物などもあり、素朴で古き良き手仕事の風合いの布地は、インテリアとして飾っておきたくなるかも。ゲルムと呼ばれるテーブルの上に飾る正方形のランナーは25ポンドから。クッション・カバーやベッド・カバーなどのファブリックはすべて丹念な手織りだ。クリーニングや修繕も受け付けている。

Unit 24
Tel: 0753 238 9913
火～金 10:30-17:30　土 10:00-18:00　日 11:00-17:30

3. 子供も大人も、にっこりニット
Jam London

新生児から10歳までの年齢の子供たちに向けてデザインされた、縫い目のない着心地抜群のニットは、見た目もタイムレスでクラシック。できるだけ長く着てもらえるように考えられた子供服を置く店だ。ヒット商品は、撥水性があり実用的で、ざくっとした編み目も可愛らしいニットのコート「リーセ」。大人サイズもあり、子供とペア・ルックも楽しめる。そのほか、動物の編みぐるみなどの小物もある。

Unit 22&23
Tel: 020 7209 4879
水～日 11:00-17:30
www.jam-boutique.co.uk

4. インパクトのある魅力的な小物
Willow

元ファッション・デザイナーのオーナー、ジェーンさんが集めた個性的なアンティークの品々は、一つひとつがチャーミング。英国らしいユーモアがたっぷりの、著名人をかたどったミルク・ジャグは、チャーチル元首相が人気とか。ジェーンさんが特に好きで集めているのは、ディテールにこだわりのある1930年代の小物。存在感を放つ銅のヤカンや台所道具も、コレクターがよく買い求める人気アイテムだそうだ。

Unit 14
Tel: 0791 777 0800
火～金 10:30-17:30　土 10:00-18:00
日 11:00-17:30

5. おしゃれな人は、頭からキメる
Bonchi By Ivonne

日常使いできるフェルトのベレー帽や、小粋なフェドラ、特別な日を華やかに彩るフォーマル・ハットまで、デザイン性に富んだ帽子を中心にそろえるショップ。「帽子は簡単におしゃれ度が上がるアイテム。どんどん被ってみてほしい」とオーナーのイボンヌさん。ロンドンで帽子作りを勉強し、今はバイヤーとして活躍している。手袋やバッグ類もあり、帽子に合わせたコーディネートも可能だ。

Unit 12
Tel: 0798 125 8952
火～金 11:00-17:00
www.bonchi.co.uk

取材・写真: Miki Yamanouchi