1. ポップ・カルチャーをつまみ食い
Pop Brixton

ポップアップ・ショップの集合体、ポップ・ブリクストン。積み木のようにコンテナを用いて敷地を囲み、50余りのユニットを地域貢献性のあるビジネスに優先的に貸し出している。飲食店やデザイン・ショップ、ミニ・オフィス、音楽スタジオなど個性的なコンテナがぎっしり。広場にはテーブルやベンチが置かれ、屋台で買ったフードでリラックスできる。隣りのスペースではスポーツやシネマ・イベントも開催中。

49 Brixton Station Road SW9 8PQ
Tel: 020 7274 2902
月〜水、日 9:00-23:00　木〜土 9:00-0:00
www.popbrixton.org

2. 炎のキング・オブ・ピッツァ
Made of Dough

ロンドン・ピッツァ・フェスティバルで優勝した薪釜ピッツァは、ナポリで挽いた粉を使うことから始まる。60 時間寝かせてから焼く生地は、消化も良く深い味わいだ。週2回配達される新鮮なチーズ、フィオルディ・ラッテはカンパーニャから、チョリソとピーマンはアンダルシアから調達している。そんなピッツァと好相性のビールはイタリアのモレッティ、ワインはスペインのテンプラニーリョで決まり。

49 Brixton Station Road SW9 8PQ
Tel: 07894 244 045
月、水、木12:00-21:30　金・土12:00-0:00　日12:00-21:00
www.madeofdough.co.uk

3. スケーターによる、スケーターのための
Brixton’s Baddest

国内でデザイン& 製造された最高品質のボード・コレクションを誇るという、スケボー・ショップ。コンテナ半分のスペースだが、アパレルやステッカーも充実している。南ロンドンのスポットやボードに関する質問など、何でも質問してほしいとのこと。初心者も子供も面倒を見てくれるコミュニティー力を感じる。アートや音楽もスケート・カルチャーの一部、とライブやフィルム上映にも積極的。

49 Brixton Station Road SW9 8PQ
Tel: 07510 333 607
火〜木12:00-19:00　金・土12:00-20:00　日12:00-18:30
www.brixtonsbaddest.co.uk

4. ちょっとエッジーな散髪屋
London Barberhood

見た目はクールだが、人情に厚い。4世代にわたり理容店を経営する兄弟が、習得した伝統技術や経営のノウハウを地域に還元したいと、訓練生や学校の職業訓練制度を積極的に取り入れている。ドライ・カットやホットタオル・シェーブなど、予約なしで立ち寄れる。室内の壁は彼らが選んだアートが飾られるギャラリーだ。また、オリジナルのTシャツもかなりの人気だそう。

49 Brixton Station Road SW9 8PQ
Tel: 07414 464 432
月〜金12:00-20:00　土10:00-18:30　日11:30-18:00
www.londonbarberhood.com

5. ほろほろジャークに夢中
Mama’s Jerk

ジャマイカ特有のスパイシーなソースで24時間マリネされたチキン。シェフの曽祖母の秘伝ソースとともに、骨からほろりと外れるまでじっくりBBQ された肉は病み付きになりそう。今年で6年目、揺るぎない人気を誇るカリビアン・フード店だ。ベジタリアンも喜ぶジャーク・ベジタブルやサラダもあり。オーナーが故郷の味と推す、スイートポテトのメニューも良い。

49 Brixton Station Road SW9 8PQ
Tel: 07876 345 380
11:00-23:00
www.mamasjerk.com

取材・写真: Kumiko Kato