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Fri, 26 April 2024

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編集後記 21 Feb 2013 vol.1381

21 February 2013 vol.1381

籠

久しぶりの晴れ間がのぞいた週末。溜まりに溜まった洗濯物を抱えてコインランドリーに行ったり、スーパーマーケットで食品の買い込みをしたりといった日常の雑務だけで貴重な2日間をつぶしてしまったにも関わらず、晴れやかな気持ちを保ち続けることができたのは、いつの間にやら随分と日が伸びてきているなという発見があったからです。記録的な雨と寒さに襲われた今年の冬は、天気が悪いというだけで気分が滅入りそうになってしまうことが多々ありました。だからこそ、今度の春は一際待ち遠しい。「もう少しで春が来そう」というこの時期が、英国の一番美しい季節なのかもしれません。春よ来い。(籠)

月

現代社会をシニカルに風刺するグラフィティ・アートの鬼才、バンクシーのものとされる作品が先日、ロンドン北部のストリート上から消えたと思ったら、米国のオークション・サイトで販売されていることが判明しました。地元自治体や住民はアートの返還を要求。片や同サイト側は、「著名なコレクター」から持ち込まれたものだと主張しているとか。同自治体の某議員は「バンクシーがあの作品を我々の地域にくれた」と訴えているようですが、考えてみれば「公道の落書き」の所有権をめぐって人々が争うというこの騒動自体が風刺劇のように思えてきます。バンクシーはこの騒ぎ、どう眺めているのでしょうね。(月)

扇

週末によくリージェンツ・パークを散歩しているのですが、ときどき、公園を広々と使ってサッカー教室が開かれています。近所の面倒見の良いお兄さんが指導するなか、我先にとボールへ群がる子供たち。私も小学生のときに、地元のサッカー・クラブに入っていたので、素晴らしい環境で練習できるこちらの子供たちがうらやましいです。子供たちの試合を観ながら歓声を上げる親御さんたちを見ていると懐かしくなり、危うく泣きそうになったり。私は万年補欠だったんですけどね。なんて感傷に浸りながら、こぼれてきたボールをあさっての方向に蹴り返しています。ごめんなさい、わざとじゃないんです……。(扇)

嵐

10マラウイ・クワチャマラウイ共和国の通貨で10マラウイ・クワチャという硬貨が、英国の2ポンド硬貨にそっくりだということをご存知ですか。クラブでドリンクを買った後、おつりとしてもらったようなのですが、気付いたのは次の日で、 交換しに行くのも億劫で諦めました。為替換算すると約2ペンスにも満たないことが発覚!! 正直ショックでしたが、まぁ仕方ない。今後気を付けたいと思います。(嵐)

 
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参照:「サン」紙、「デーリー・メール」紙ほか

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