昨年の夏にテレビのドキュメンタリーを収録していたエリザベス女王(91)と、動物学者で自然学者のデービッド・アッテンボロー(91)氏。王室の庭園にいた2人の頭上で激しく旋回するヘリコプターの音を聞いた女王は「トランプ大統領みたいね」と冗談を飛ばし、アッテンボロー氏を大笑いさせた。「イブニング・スタンダード」紙が伝えた。
2人が収録していたのは、今月16日にITVで放送予定のドキュメンタリー「ザ・クイーンズ・グリーン・プラネット」。バッキンガム宮殿の庭でアッテンボロー氏が女王とともに自然について語る番組で、2人が木々について話しているところでヘリコプターの騒音に見舞われた。女王は「トランプ大統領か、オバマ大統領みたいね」と言ったそうだが、これは以前、米国大統領のヘリコプターに芝生をダメにされたことがあるからのよう。
アッテンボロー氏は、何かあったらどうしようと収録時に緊張していたそうだが、「陛下は、いかめしいところがなく、人をリラックスさせるのが上手です」と「レディオ・タイムズ」誌に語っている。女王はユーモアのセンスがあることで知られており、いつもそのユーモアでゲストの緊張を和らげているのだとか。
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