この指輪は、もともとリンさんが40歳のときに、誕生日プレゼントとして夫のデーブさん(69)から贈られたもの。その後、年月を経て指輪のサイズが合わなくなったため、娘に譲ったところ、12年ほど前に自宅の庭で落とされてしまった。以来デーブさんはその大切な指輪を探し続けたが、結局見つけることはできなかった。
デーブさんは、指輪がはまったニンジンを自身で掘り起こしたことに全く気がつかず、ニンジンはディナーの準備をするリンさんの手に渡り、リンさんが泥を洗い流していたときに、奇跡的に発見されたという。感動の再会を果たしたリンさんだが、この指輪を娘に返してまた失くされるか、それとも自分のもとで保管するかまだ決めかねているらしい。
< 前 | 次 > |
---|