「フィナンシャル・タイムズ」紙の電子版は6日、女性が働きやすい環境を整えるために、日本社会全体の変革が求められているとする見方を伝える記事を掲載した。
同記事はまず、日本ではアニメなどのキャラクターの顔を再現したお弁当を意味する「キャラ弁」が流行していると紹介。このキャラ弁をいかに上手くつくるかという競争が行われることによって、「専業主婦の家庭に生まれた子供が、不平等が慣行化されている職場でみじめにも苦闘せざるを得ないことがある働く女性の子供を見下すことになりかねない」と一部で指摘されていると説明している。
また安倍首相が女性の労働参加を促していると伝えた上で、女性の雇用機会を増やすためには、日本の労働環境を変える必要があるとする見方を紹介。日本の労働時間は長く、効率性においては先進国で最低レベルであると述べている。
Mon, 07 October 2024