11月7 / 8日付の「フィナンシャル・タイムズ(FT)」紙週末版は、ロンドンのビクトリア & アルバート博物館(V & A)における日本美術を扱ったギャラリーが新装されたことを受けて、日本独特の「可愛い」という概念についての解説記事を見開きで掲載した。
V & Aの日本ギャラリーには現在、キティちゃんの炊飯器やロリータ・ファッションの洋服などが展示されている。FT紙は「可愛い崇拝」と題した記事の中で、英語の「キュート」は日本語の「可愛い」とは意味合いが若干異なると主張。「可愛い」という言葉は、パステル・カラー、丸い縁、動物の赤ちゃんを描いたマンガ、フリルなどを用いることで人目を引き幼稚な印象を与える「美学」であると伝えている。
Sun, 08 September 2024