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Sun, 22 December 2024

知って楽しい建築ウンチク
藍谷鋼一郎

スタッフのつぶやき 16 July 2015 vol.1439

2 July 2015 vol.1439

籠

取材には予習が欠かせません。最近話題になった出来事の関係者や有名人の方々にお話を伺う前には、できる限り関連著書やサイトを読み漁り、いつも持ち歩いているノートに「?」のマークとともに疑問点を書き並べます。次の資料を読んでそのうちいくつかの疑問が解決することもあれば、ただただ疑問がひたすら増え続けるだけというときもあります。まとめた疑問をいざ取材対象者にぶつけると、「ああなるほど。でもそうだとしたらあれはどうして?」という感じでまた新たな疑問が増えていく。「知れば知るほど、知らないことが増えていく」という逆説こそ、きっと勉強の楽しさなのでしょうね。(籠)

月

同僚たちとテニスのウィンブルドン選手権最終日に行きました。男子シングルス決勝での激戦は素晴らしかった……と言いたいところですが、全く観ることができず。残念ではありますが、今、頭に蘇るのは、観客席で後ろにいた車いす男子ダブルス決勝の覇者フェルナンデス選手のお母さんの涙だったり、優勝は逃したものの試合後に子供たちとの写真撮影に応じていた国枝選手の笑顔だったり、往年の名プレーヤー、ナブラチロワ選手が招待試合で声の大きな審判をお茶目にからかったことだったりと、試合の合間のエピソードたち。試合観戦だけじゃないウィンブルドンの魅力にはまってしまいました。(月)

紅

先日、Hyper Japanに行ってきました。広々とした会場に所狭しと並ぶショップは、日本の伝統文化からサブカルチャーまでを網羅。コスプレーヤーもたくさんおり、改めて日本のアニメや漫画人気の広がりを感じました。さて、個人的なメイン・イベントはというと、X JAPANのライブ。早くからズラリと並んだ行列に心の中でお詫びしつつ、プレス(及び一ファン)として一足早く入場。レアなリハーサルにも遭遇することができました。入った瞬間に耳に入ってきたYoshikiの美しいピアノ、Toshlの美声といったら……。詳細は弊誌ウェブサイトの編集日記にアップしていますので、ぜひご覧ください。(紅)

女

食糧難を実感したことはありますか? 恐らくないと思います。けれど、現在の食生活がこれ以上進むと、 2050年には肉畜の飼育が追い付かなくなるそうなのです。その危機を救うべく立ち上がったのが、英国発の「Ento」という昆虫食を真剣に研究するグループ。以前この話を聞いたことがあったのですが、そのときは「変わったグループがいるもんだ」としか考えていませんでした。しかし、かの有名なフォートナム・アンド・メイソンで見てしまったのです、紅茶に並んで売られている昆虫食を。これは紛れもない食の変革だと感じました。そして、私は思わず幼虫のクリスプス(BBQ風味)を買っていたのでした。(女)

 

藍谷鋼一郎:九州大学大学院特任准教授、建築家。1968年徳島県生まれ。九州大学卒、バージニア工科大学大学院修了。ボストンのTDG, Skidmore, Owings & Merrill, LLP(SOM)のサンフランシスコ事務所及びロンドン事務所で勤務後、13年ぶりに日本に帰国。写真撮影を趣味とし、世界中の街や建築物を記録し、新聞・雑誌に寄稿している。
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