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Tue, 10 December 2019

さよなら「マインド・ザ・ギャップ」 from UK

さよなら「マインド・ザ・ギャップ」
 「ギャップ」にはまってしまったのは
 エマさんの方だった!?
 © britainonview/FCO/Damir Fabijanic
ロンドン在住者なら誰でも一度は耳にする「マインド・ザ・ギャップ」と言えば……。そう、地下鉄内で流れるあのお馴染みのアナウンスだ。このアナウンスが近い将来、変わることになりそうだ。というのも、アナウンス担当の声優エマ・クラークさんが自身のウェブサイトで地下鉄アナウンスのパロディーを披露したことで、ロンドン地下鉄(TfL)が彼女をクビにしたと発表したからだ。

1999年からTfLのアナウンスを担当しているエマさん。商売ものの声を利用して、地下鉄アナウンスのパロディーをウェブにアップロードしたまでは良かったが、このパロディーに目をつけたメディアとのインタビュー内で「昔は毎日地下鉄に乗っていたけど、もう利用していないわ。だってサービスが最悪なんだもの」と発言。どうやらこれがTfLの怒りを買ってしまった模様。

エマさんは、「最悪と言ったのは、地下鉄内で自分の声を聞かなくてはいけないことに対してよ」と誤解を解こうと試みたが、TfLは聞く耳を持たなかったよう。そして皮肉なことに、エマさんが自身の解雇を知ったのは新聞記事を通してだったという。

「TfLのサービスをプロモートする立場にありながら、その立場をわきまえた行動をとらなかったことが解雇の原因」とTfLは解雇の正当性を主張しているが、第三者の目から見ると、正しい批判であるがゆえにヒステリックに過剰反応してしまったように見えるのは気のせいか。ちなみにエマさんのアナウンスは、ふさわしい後任者が見つかるまでは利用されるということだ。

最後に、気になるエマさんのパロディーの一部を披露しよう。「米国人の乗客の皆様にお知らせです。地下鉄内ではもう少し小声で話しましょう」「新聞を読んでいるフリをしている男性客の皆様、女性の胸元を眺めるのは変態行為なのでおやめください」「数独に熱心になっている乗客の皆様、それはただのパズルです。数字が羅列されているからといって、賢くなった気分になるのはお控えください」などなどウィットに富んでいるものが揃っていた。

「Times」紙 "How Tube announcer lost her platform"



 
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