もうすぐやってくる、イースター・ホリデー。今年は4月14日(金)のグッド・フライデーから、17日(月)のイースター・マンデーまでの4日間がそれに当たる。せっかくの4連休なのだから、ユーロスターを利用してベルギー旅行としゃれ込むのはいかが?おいしいビールを飲んだりダイヤモンドを買ったりなど、ニュースダイジェストが提案する、ブリュッセル・ブルージュ・アントワープの楽しみ方をご紹介!
●ロンドン市内ベルギー観光局
Tourism Flanders & Brussels1a Cavendish Square, London W1G 0LD
TEL:0906 302 0245
www.visitflanders.co.uk
●日本のベルギー観光局による日本語サイト。
最新のベルギー情報、観光名所、各都市での過ごし方、そしてホテル情報が満載!
www.belgium-travel.jp
新旧の魅力が同居する話題の街
ファッション、ダイヤモンドとルーベンス……
ブリュッセルから国鉄で40分、ベルギー第3の都市では、
好奇心を刺激されることばかり!
アントワープの地図を見る >>
アクセス
ユーロスターでブリュッセル・ミディ駅まで行き、国鉄に乗り換え。
約45分でアントワープに到着する。
www.eurostar.com
観光案内所観光局
ガイド「ANTWERPEN」や日本語地図が入手可能。ホテルの予約が無料で可能。
ここで予約すれば割引料金になる場合も。
TOURISM ANTWERP
Grote Markt 13, 2000 Antwerpen
TEL: +32 3 232 01 03
月~土9.00-17.45(日祝日16.45まで)
休業日:1月1日、12月25日
www.visitantwerp.be/intro.html
「アントワープ・ファッション・ウォーク」- 便利なガイド
ファッション、現代アート、建築そして歴史など、アントワープ市内の歩き方を地図入りで提案した冊子がコレ。これを片手に市内を散策するのも楽しいのでは。12 x 15センチと手頃なサイズも嬉しい。観光局で、4ユーロにて入手可能
巨匠が半生を過ごしたルーベンスの家
街の中心部には、画家ルーベンスが1610年から彼が死去した1640年まで生活した家がある。ルーベンスはここを住居兼アトリエとして利用し、美しい庭園のデザインも自ら手がけた。当時は絵画モデルや画商など多くの来客で賑わった家も、今ではミュージアムとなりルーベンスの自画像を含む合計10点の作品を所蔵している
RUBENSHUIS
Wapper 9-11, 2000 Antwerpen
TEL: +32 3 201 15 55
火~日10.00-17.00(最終入場16.30)
休館日:月曜、祝日
※イースター・マンデー(今年は4月17日)と五旬祭りの翌日(今年は6月5日)は開館6ユーロ(割引あり)
http://museum.antwerpen.be
流行の発信地、モード・ナシー
2つの通り(DrukkerijstraatとNationalestraat)が交差する場所に建つ白い建物はモード・ナシーと呼ばれ、アントワープのファッションの拠点。02年にオープンし、書店やモード・ミュージアム(MoMu)、そして王立アントワープ美術アカデミーのファッション科などが入っている。周辺にもデザイナー・ショップが並んでいるので、ショッピングにも最適だ。※MoMuでは、3月7日(火)~8月13日(日)まで日本のデザイナー、山本耀司の展覧会「Dream Shop」を開催。実際にデザインを来場者が試着できるコーナーもあるとか。
MODE NATIE、MODE MUSEUM(MoMu)
ほか上記機関の所在地:Nationalestraat 28, 2000 Antwerpen
TEL: +32 3 470 27 70
www.modenatie.com
www.momu.be
リッチなお土産はここで!PELIKAANSTRAAT
ダイヤの取引市場が5つもあり、世界で出回っているダイヤモンドの約6割が取引されている、アントワープ。中央駅を出てすぐ左の通りでは、約2万7000人が働く1500ものダイヤモンド商が軒を連ねている。永遠の愛を誓い合うカップルがウィンドーショッピングをする光景も珍しくないそう。
アントワープは、アニメ「フランダースの犬」の舞台になった街。絵描きの才能を持つ、貧しい少年ネロと老犬パトラッシュの友情に、ほろりとした人も多いのではないだろうか。このマーケット広場(Grote Markt)ではネロが落選した絵のコンクールの優勝者が発表された市庁舎(Stadhuis)が立っている。このように、今でも見られるネロとパトラッシュゆかりの土地を紹介する。
ノートルダム大聖堂
名画の前でネロを想う
ここに飾られているルーベンス作品は計4点。ネロはルーベンス見たさに、この建物の中に忍び込み、パトラッシュは外の広場で彼を気長に待つのだった。特にラストの名場面が繰り広げられた「十字架降下」3部作は見逃せない。ファンには、実物を目にすると感慨深いものが。
O.-L.-VROUWE KATHEDRAAL
Handschoenmarkt, 2000 Antwerpen
TEL: +32 3 213 99 51
月~金 10.00-17.00 / 土は15.00まで / 日13.00-16.00
入場料:2ユーロ
ミサの最中は入場不可
www.dekathedraal.be
ネロとパトラッシュの像
来たからには、記念写真を!
物語の中では、ネロとパトラッシュはアントワープ南西部のホーボーケンに住んでいた。アントワープからトラムでホーボーケンへ行くと、インフォメーション・センターの前に仲良しだった彼らの銅像が立っている。物語では彼らはこの地区のノートルダム教会に埋められたという。この教会手前のショップではネロとパトラッシュを模ったチョコレートを販売中なので、お土産にピッタリ。アントワープの観光案内所で「ネロとパトラッシュの散歩道」の日本語版を1.25ユーロで購入し、これを手引きに訪ねるのも楽しい。
NELLO & PATRASCHE
アントワープ中央駅地下鉄ホーム、またはグルーンプラツ駅から4番のトラムでHoboken-Berknrodelei下車。ネロとパトラッシュの像は、KioskplaatsとKapelstraatが交わる角に建っている。