8 January 2015 vol.1426
大晦日のカウントダウンで朝方まで騒ぎ、仮眠後に街へと繰り出し、翌2日から出社というこの国の慌ただしい新年の迎え方に慣れることができません。そして「初夢って大晦日と1日のどちらの晩に見るものだっけ? 2日夜説もあったような? 昼寝した場合はどうなる?」と混乱した揚げ句に、結局ろくな夢なんて見ないのです。初夢という慣習は、家族と「どんな年にしたい?」なんて言いながらお餅を食べた後ですやすや眠り、また次の日も昨晩見た夢についてゆっくりと語り合うことができる正月三が日があってこそ成り立つのではないでしょうか。本年も英国ニュースダイジェストをよろしくお願い申し上げます。(籠)
毎年、年明けには新年の誓いをいくつか立てるわけですが、今年はどうしようと悩んでいたところ、同僚から「インターネット・ショッピングの有効活用にしなよ!」と促されました。実は私、いまだアマゾン(UKも日本も)を利用したことがありません。必要に迫られて舞台のチケットと日本の本はネット購入をしていますが、それ以外は皆無。確かに基礎化粧品や重くてかさばる日用品などは、ネットで購入して届けてもらった方が便利ですよね。スーパーでも自宅までお届けサービス、やっているようですし。というわけで今年の誓いの一つは、「高度情報化社会におけるメリットを少しは味わおう」となりました。(月)
新年より心機一転、名前を変えました。(狸)こと(紅)です。英国では年末年始に大々的なセールが行われます。昨年は一足早めにクリスマス前から大多数のお店がセールを開催しており、私もダウン ・ジャケットを購入。値段の割にデザインが素敵で、あったかい! と浮き足立っていたのも束の間。背中がかゆいな~と思って見てみると……なんと裏地から羽毛が次々と出てきているではありませんか! それらが肌に刺さっていたのです。残念ながら、そのコートは不良品として返品させていただきました……。やはりダウンは少々値が張っても良いものに限りますね。皆さまもセールの罠には十分ご注意を!(紅)
カフェ・ラテを頼むとき、ついラテと略してしまうのは私だけでしょうか。この冬のイタリア旅行で、何も考えずラテと注文しましたが、考えてみればイタリア語でラテはミルクのこと。入るのを躊躇したほど高級なレストランで、紳士淑女が食事をしながらワインを嗜んでいる中、はっと思ったときには温めたミルクが私のもとへ。 カフェ・ラテを注文したつもりだったと話すと改めて持ってきてくれましたが、周りにも笑われる始末。いかにも慣れていなさそうなアジア人なのだから、念のために聞き返してくれても……と思う一方、イタリアでラテはミルクというのは常識。「慣れ」の恐ろしさを知りました。(渚)
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