五輪マラソン、午前7時開始も不十分か
Japan heatwave: record broken as concern
grows over 2020 Olympics
日本の猛暑記録更新、2020年五輪への懸念も
「ガーディアン」紙 7月23日
「ガーディアン」紙は7月23日、東京で記録的な猛暑が続いており、2020年夏に開催の東京五輪・パラリンピックが、選手や観客にとって危険な環境になる懸念が高まっていると伝えた。
記事は、埼玉県熊谷市の気温が同日41.1度の過去最高を更新したと報道。湿度も高く、全国で死者も多数出ていることに触れ、2年後の夏に開催される五輪の暑さ対策として、マラソン競技の開始時間が少しでも涼しい午前7時に前倒しされたと述べた。一方で、五輪への猛暑の影響を調査した東京大学の横張真教授は、時間の微調整だけでは不十分だとし、開催時間を午前2時に繰り上げる、または会場を北海道に移すなど思い切った対策を検討することを勧めていると伝えた。また、選手が日陰を走るようにコースを設けるなどの提案もあるが、同氏は、真夏の東京で競技が開催される以上、どのような対策も万全ではないと述べたとした。
Our railways don't require renationalising – they just need a little Japanese thinking
英国の鉄道は再国営化よりも、日本のやり方を取り入れて
「テレグラフ」紙(電子版) 7月20日
「テレグラフ」紙(電子版)は7月20日、JR東日本を例に挙げ、英国の鉄道は、国庫補助金に依存せず財務的に独立する方法を、日本から学ぶべきと報じた。
Why does Japan have so much plutonium?
なぜ日本はそんなに多くのプルトニウムを保有しているのか
「エコノミスト」誌(電子版) 7月25日
「エコノミスト」誌(電子版)は7月25日、日本が約6000発分の核爆弾を製造できるプルトニウムを保有していることに触れ、日本の核燃料サイクル計画に疑問を示した。
Big tech warns of 'Japan's millennium bug' ahead of Akihito's abdication
天皇陛下退位で、日本にコンピューター・システムの「2000年問題」が起きる?
「ガーディアン」紙(電子版) 7月25日
「ガーディアン」紙(電子版)は7月25日、来年4月の天皇退位に伴う、コンピューター・システムの新元号変更を前に、専門家たちが戦々恐々としている様を伝えた。
Japan’s ninja heartland flooded with job applications from round world after mix-up
伊賀市に世界中から忍者志願者が殺到
「テレグラフ」紙(電子版) 7月26日
「テレグラフ」紙(電子版)は7月26日、伊賀市が忍者を募集しているという誤った報道が広がり、14カ国から伊賀に問い合わせメールが届いたと伝えた。
ドイツにおける日本報道
Außenminister vereinbaren engere Kooperation
独日外相がより緊密な協力に合意
「フランクフルター・アルゲマイネ」紙(電子版) 7月24日
「フランクフルター・アルゲマイネ」紙(電子版)は7月24日、来日したドイツのハイコ・マース外務大臣が、日本の河野太郎外務大臣と会談し、日独の更なる協力の必要性について訴えたと報じた。マース氏は同17日に合意文書署名に至った日EU経済連携協定(EPA)にも触れ、「日本とドイツは世界第3位と4位という経済大国、EPAは対米トランプ大統領の貿易政策への明確な兆候でもある」と述べた。共同声明には自由貿易、気候変動、人権に関する緊密な協力への合意がなされたと伝えられている。