同館は、昨年行われたオークションで英海軍に所属していたジェーン・オースティンの兄フランシスが書いた手書きの回顧録や水彩画などの一式のコレクションを入手した。「高慢と偏見」など優れた作品を後世に残したオースティンだが、私生活についての記録はあまり残されておらず、この回顧録から新たな発見がないかと期待がかかっている。しかし、フランシスは関節炎を患っていたため文字が読みにくく、同館は一般人へ文字起こしの協力を呼び掛けた。その後たった24時間で何千ものメールが届き、オースティンの根強いファンが今も大勢いることが証明された。
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