英国の大学では近年、学生の出席率が急激に低下しているという。「ガーディアン」紙がその理由を調査した。
学生たちは約半数が定期的に授業を欠席しており、ほとんど出席していない学生も多いという。その理由としては、経済的な問題のために勉強よりも有給の仕事を優先せざるを得ない、のほか「思ってたのと違う」「出席してもあまり意味がない」というやる気のなさが多数。
ある大学講師によると、多いときでも出席率は30パーセントにすぎず、若者の大学教育に対する態度が根本的に変わったようだと説明した。学生たちは大学に対し「期待する」という言葉を使う上、ある学生に至っては「高い学費を払って、この学位を買った」と堂々と述べたとのこと。
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