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Fri, 19 July 2019

英国発ニュース

「エコノミスト」誌が日本の女性の地位の低さについて特集

「エコノミスト」誌の最新号が、日本における女性の社会的地位の低さについて取り上げる特集記事を掲載した。

同記事は、他国と比較した場合に、日本人女性が学業においては高い成績を残しているにも関わらず、労働力に占める割合としては圧倒的に少ないと主張している。そして、見えないが確実に存在する障壁を意味する用語である「ガラスの天井」にかけて、目にはっきりと見える障害である「竹の天井」が存在すると紹介。新卒採用と終身雇用に支えられた企業文化が休職や転職をしにくい状況をつくり出しており、また仕事の生産性や実績よりも在職期間や残業が評価される評価制度や、男性が子育てや家事に割く時間が少ないことなどが、働く女性の障害になっていると論じている。

さらに、日本における有力なロビー団体である日本経済団体連合会(経団連)が、女性の社会的地位の向上を目指す動きに対して消極的な姿勢を見せていると指摘。同団体は、コーポレート・ガバナンスの改革と同様に日本企業の収益を上げるための取り組みを阻害するものとして受け止めており、経営陣に属する女性の数を申告するよう各企業に求めることさえ拒否したため、日本の官僚は関連書類に記載されている「子」の文字を調べることでこの数を把握しようとしたとも報じている。

全3ページにわたる特集記事は、日本人女性の社会的地位について説明するため、様々な内容を網羅している。過去に日本の厚生労働大臣が女性を「子供を産む機械」と発言したことや、ベストセラー作家である桐野夏生の代表作「OUT」で描かれたパートに出る主婦たちの様子なども紹介。さらに、流行語にもなった「草食男子」や主婦業を揶揄する表現である「三食昼寝付き」といった言葉にも言及した上で、保育所の待機児童問題や、女性にとっての育児の大切さを強調したNHK経営委員の長谷川三千子の発言などにも触れている。

 
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