同誌はまず、安倍首相を「長年の間で最も決然とした日本の首相」であると評価。一方で、憲法9条の改正や解釈改憲においては十分な支持を得ていないと述べた。また集団的自衛権をめぐる問題においては、「平和主義を標ぼうする政党」である公明党との連立を崩壊させる恐れがあるとして、自由民主党の議員たちが懸念を抱いていると伝えている。
続けて同誌は「公明党の指導者は問題ではない」とした上で、「本当の障害は、公明党を支え、安倍首相の構想に反対を示す平和主義の仏教団体である創価学会」であると説明。同団体を「日本国外ではあまり知られていないが、900万人もの信者を抱え、選挙において非常に大きい影響力を持つ」とし、「自民党の政治家たちも創価学会に依存している」と伝えている。