同記事では、富士山を背景に、安倍首相が刀を腰に差し、手に矢と弓を持つ合成写真を掲載。日本が明治時代に急速な近代化を遂げた事実が、「本当に必要なときに自分たちは針路を変えることができる」とする日本人たちの「楽観主義」の根拠となっている一方で、主に外国人たちはそうした見方に懐疑的であると伝えた。
そうした状況下において、安倍政権が推進する「3本の矢」の3番目となる成長戦略の規模を「驚異的」であると高く評価。「日本を再生させる絶好の機会を提供」することになるとし、「皆が歓迎すべき」出来事であると報じている。
さらに同号の別記事では、日本人ミュージシャンのASKAが違法薬物所持で逮捕された事件についても言及。「通常ならばそれほど関心を引かない」はずの事件であると述べた上で、ASKA被告が人材派遣会社であるパソナの南部会長と知己であり、同会長が田村厚生労働相とも付き合いがあった事実に注目し、労働市場の改革を進める安倍政権に打撃を与えるためのスキャンダルであると示唆する見解を紹介している。