ニュースダイジェストの制作業務
Fri, 19 April 2024

日経新聞によるFT買収

Let’s stop belittling Japan’s success
日本の成功を見くびるのはもうやめよう

「ガーディアン」紙電子版 7月24日

「ガーディアン」紙の電子版は7月24日、日本経済新聞社による「フィナンシャル・タイムズ(FT)」紙の買収が報じられたことを受けて、日本経済に詳しいイーモン・フィングルトン氏による「日本の成功を見くびるのはもうやめよう」と題した記事を掲載した。

同記事は冒頭で「FT紙は何十年にもわたり、日本経済について好意的な見解を示すことがあまりなかっただけに、日経に売却されるとは皮肉」と述べた。続いて「FTが日経を買うのではなく、なぜ日経がFTを買うことになったのか」との疑問を提示。その答えとして「日経がFTよりもずっと強固な企業だから」との見方を示した上で、「代々のFT特派員が思っているより、日本経済はずっと好調である」と伝えている。

They are Japan’s geriatric delinquents
彼らは日本における不良の高齢者

「タイムズ」紙電子版 7月17日

「タイムズ」紙は7月17日、日本において高齢者による犯罪件数が10代の若者による件数を超えたと報じた。

同記事は、日本における「不良の高齢者」たちが「盗難、乱闘、痴漢行為を行い、場合によっては殺人を犯す」と伝えている。またそうした犯罪者たちは「フードで頭を覆った若者の悪党ではなく、病弱で白髪の人々」であると強調。同記事はこうした事象が「急速に高齢化が進む社会の象徴」であると説明している。

The design meets the budget set by the Japan Sports Council
「デザインは日本スポーツ振興センターの予算に見合う」

「ガーディアン」紙電子版 7月17日

2020年東京五輪・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場の建設計画を白紙に戻すとの決定が下されたことを受けて、「ガーディアン」紙の電子版は7月17日、同競技場のデザインを手掛けた英建築家ザハ・ハディド氏の建築事務所の見解を伝えた。

同記事によると、同事務所は競技場のデザインについて「十分に標準的な材料と技術を使うもの。日本スポーツ振興センターが定めた予算にも見合う」と述べている。

Nobody is doing anything
誰も対策を講じようとしない

「デーリー・メール」紙電子版 7月20日

「デーリー・メール」紙の電子版は7月20日、「JKビジネス」と言われる女子高生が提供する各種サービスが日本で展開されていると伝えた。

同紙は、米記者のサイモン・オストロフスキー氏が取材した東京・秋葉原で展開されているJKビジネスの実態を紹介。これらのビジネスは未成年による売春の隠れ蓑になっていると指摘した上で、「誰もがその存在を知っているが、誰も対策を講じようとしない」とする同氏の発言を引用している。

Accounts-fiddling 101
会計操作における基本中の基本

「エコノミスト」誌 7月25日

「エコノミスト」誌の7月25日発行号は「たわ言だらけ」と題した記事の中で、東芝の不正会計問題を取り上げた。

同記事は、東芝の社員が使った手口を「会計操作における基本中の基本」と形容している。ただそうした社員が「(経営陣からの)指示を受けずに物事を進めたというのは異常」と説明。上の者が出した指示に社員が何が何でも従うべきとする日本の企業文化を当てにした上で、経営陣が達成不可能な目標を掲げていたと伝えている。

Mr Iwata was a titan
任天堂の岩田社長はタイタン

iwataBBC電子版 7月13日

BBCの電子版は7月13日、任天堂の岩田社長の死去を報道した。同記事は、岩田社長を「(ギリシャ神話に登場する巨大な神である)タイタン」であるとするデジタル・メディア関係者の見解を紹介。ビデオ・ゲームの愛好者たちが、ソーシャル・メディア上などで岩田社長に向けての追悼メッセージを発信している様子を伝えている。

 

サッカー女子W杯

Japan reacts with sadness and pride
日本人ファンは「悲しみ」「敬意」を示す

BBC電子版 7月6日

BBCの電子版は6日、カナダで行われたサッカー女子ワールド・カップ(W杯)決勝で日本が米国に敗れたことを受けて、日本のファンたちが「悲しみ」と「敬意」そして「感謝」を示していると報じた。

また同記事は、日本代表の愛称である「なでしこ」は、「日本人女性の美徳を表す伝統的な概念と結び付けられる桃色の花」と説明。東日本大震災の発生後にドイツで開催された2011年のサッカー女子W杯で優勝したことで、同代表は「日本人の心の大切な一部となった」と述べている。

さらに同記事は、日本の女子サッカー選手が非常に少ないと指摘。女子選手は代わりに男子選手とプレーする機会が増えるため、女子代表のレベルが向上したとする識者の見解を紹介した。

The geometry-obsessed World Cup holders
幾何学に取りつかれたW杯覇者

「ガーディアン」紙電子版 7月2日

「ガーディアン」紙の電子版は2日、1日にカナダで行われたサッカー女子ワールド・カップ(W杯)準決勝となる日本対イングランド戦についての論評を掲載した。

同紙は、日本代表がイングランドを2‐1で下した同試合について「イングランドの夢は途絶えた」と表現。巧みなパス交換を行う日本代表を「幾何学に取りつかれたW杯覇者」と形容した。さらに岩渕真奈選手の投入が、「イングランド代表にあらゆる種類の問題をもたらした」と述べている。

They start work significantly later
日本の始業時間は非常に遅い

「タイムズ」紙電子版 7月2日

「タイムズ」紙の電子版は2日、日本の政府が夏季に企業の始業時間と終業時間を繰り上げる「ゆう活」を推進していると報じた。

同記事によると、「日本の労働者は夜遅くまで働くことでよく知られている」一方で、「始業時間はそのほかの先進国の人々と比べて非常に遅い」。午前8時以前に始業する日本人は7%に過ぎないのに対して、英国人の21%、ドイツ人の47%が同時刻には既に勤務を開始していると伝えている。

Japan: Women in the workforce
日本の働く女性たち

「フィナンシャル・タイムズ」紙電子版 7月6日

「フィナンシャル・タイムズ」紙の電子版は6日、女性が働きやすい環境を整えるために、日本社会の変革が求められているとする見方を伝える記事を掲載した。

同記事は、日本では「キャラ弁」と呼ばれる弁当が流行中と紹介。キャラ弁づくりの競争が行われることで、「専業主婦の家庭に生まれた子供が、不平等が慣行化された職場で苦闘せざるを得ない働く女性の子供を見下すことになりかねない」と指摘されていると述べている。

Hikikomori is a social and health crisis
日本の引きこもりは社会的そして健康の危機

「デーリー・メール」紙電子版 7月8日

「デーリー・メール」紙の電子版は8日、「日本人男性の100万人に影響を与えている社会的そして健康の危機」として引きこもりについて解説する記事を掲載した。

同記事では引きこもりを「ときに何年にもわたり寝室に閉じこもってしまう隠遁(いんとん)」と説明。また日本に引きこもりが多い理由として、日本と西洋では母子関係が大きく異なることや、日本の親は過保護であることなどが一因と考えられるとする識者の見解を紹介している。

Tama-chan
たまちゃん

kore-eda「エコノミスト」誌電子版 7月4日

「エコノミスト」誌の4日号は、和歌山電鉄貴志川線の貴志駅で「ネコの駅長」を務めていた三毛猫「たま」の追悼記事を掲載した。たまのような三毛猫は、時代が異なれば、寺院でネズミ退治か、もしくは溺死した者の幽霊を追い払うために船上で飼われていた可能性があるが、「現代的なたまは電車を選んだ」と伝えている。

 
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