テスコやウェイトローズといったイギリスの大手スーパーにおいては、ここ数年で急激に増加してきた感のあるセルフ・レジ。購入者が自ら専用の機械に商品のバーコードを読み取らせた後で支払いを行うという仕組みになっているが、言わば「自己申告制」であることから、かねてから万引きを誘発しやすいシステムであるとの指摘がなされていた。
買い物情報などを紹介するウェブサイト「VoucherCodesPro.co.uk」が2634人を対象に行った調査では、回答者の19%が、毎月15ポンド(約2500円)程度の商品を未払いのまま持ち帰っていることが判明。その理由について、半数以上の人々がバーコードの読み取り機械がきちんと機能せず、苛立ってしまった結果だと回答している。
< 前 | 次 > |
---|