裸で自転車にまたがり街中を走る抗議運動「ワールド・ネイキド・バイク・ライド」が8日、ロンドンで開催され、何百人にも及ぶ市民が参加し、沿道の見物客とともに大いに盛り上がった。「イブニング・スタンダード」紙が伝えた。
一見センセーショナルなイベントだが、「楽しく、合法的に世界を変えていく」をテーマに毎年行われており、石油に依存した自動車文化へ警鐘を鳴らし、車と並行して走行するサイクリストに起きる危険を訴えるほか、ありのままの身体の美しさを賛美するなど、実は結構中身のあるキャンペーン。
参加者は、ウェストミンスター橋からハイド・パークまでのコースを、単に服を脱ぐだけでなく、ボディ・ペインティングを施したり、ファンシーなドレスを身に着けたり、思い思いの姿で楽しんでいた様子。残念ながら、このとき裸で直に座られたロンドンのレンタル自転車も多数あったようだ……。
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