ブレグジットくんは毎朝大きな鳴き声で外に出たいと訴えるらしく、ロワゾー氏が要望に応えてドアを開けても、出るのをちゅうちょするらしい。「毎日死にそうな声で出してくれーってわめくのに、いざ開けてあげると出ていかないんです。あと、私が無理やり外に出すと、恨めしそうにじっとこっちを見るんですよ」と現地メディアに語り、多くの媒体がこのニュースを取り上げた。
ところがこのニュースの翌日、ロワゾー氏は「あれはもちろん冗談です」と現地のラジオで語ったことがヤフー・ニュースで報じられた。しかも「猫は飼っていませんよ」とバッサリ。ブリュッセルにいた英国のジャーナリストがこの件について質問したところ、「ブレグジットに関してユーモアを持って臨むべきだと思いました。私だけでなく、フランスの市民もね」と事もなげに答えたという。
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