「エコノミスト」誌の11月14日発行号は、ソフトバンク・グループの孫正義社長についての紹介記事を掲載した。
全部で2700語を超える長文記事で、見出しは孫氏の名字とビートルズの曲名をかけた「ヒア・カムズ・ザ・ソン」。孫氏はアジア圏外ではあまり知られていないが、その存在を「無視するのは賢明ではない」と述べている。
また同グループが買収した米携帯大手スプリントの経営では苦戦している現状にも言及。米国の携帯電話市場は、ソフトバンクが活気のない競合他社を一気に追い抜いた日本市場よりもずっと難しいと伝えている。
さらに孫氏自身は国際的な視野を持つものの、ソフトバンク・グループは日本的な性格を持っていると指摘。孫氏の後継者候補であるニケシュ・アローラ副社長にとって、同社の社内政治を舵取りするのは難しいだろうとの見解を示している。
Wed, 18 September 2024