英誌が日本の養子縁組の問題点を指摘ー「法律を変えるということと、考え方を変えるというのは別物だ」

Tuesday, 21 June 2016 11:06

「エコノミスト」誌の電子版は17日、日本における養子縁組の問題点などについて取り上げた。

　同記事は、日本では児童養護施設や里親を見付けることができない孤児が多く、その実態は先進国の中では最低基準であると指摘。関係者の声を例に出しながら、血のつながりを重視する文化や、法的及び行政的な障害をその原因として挙げている。

　また日本では子供のいない世帯が減少しているにも関わらず、養護施設に入る児童の数は増加していると紹介。塩崎厚生労働相が児童福祉法の改正などを通じて状況の改善を目指しているが、「法律を変えるということと、考え方を変えるというのは別物だ」と述べている。

英誌が日本の養子縁組の問題点を指摘 ー 「法律を変えるということと、考え方を変えるというのは別物だ」