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Mon, 23 December 2024

編集後記 9 Aug 2012 vol.1364

9 August 2012 vol.1364

籠

一見しただけでは何の変哲もない事象なんだけれども、根気強く調べているうちに、意外なネタが見つかる、というのが取材の醍醐味です。逆に言うと、深く調べたり、新しい切り口を探したりする努力をしないと、「面白いこと」ってなかなか見つからない、というのも一面の真実なのかもしれません。しかし、オリンピック。調べものなんて、とてもじゃないけど追いつかない。偉大な記録や感動のドラマがあちこちで、しかも同時進行で発生するそのすさまじさに圧倒されています。「速く走った」「高く飛んだ」「遠くに投げた」。そんなシンプル極まりない動きで世界中の人々を魅了する選手たちは偉大です。(籠)

月

ロンドン五輪、真っ盛りの今日このごろ、昼夜を問わず日本人選手の活躍を追っていますが、忘れてはならないのが新体操団体の英国代表チーム。そう、弊誌がインタビューした日英ハーフのリン・ハッチソン選手が、チームの一員としていよいよ五輪の舞台に登場します! 華やかなスポーツの祭典の、これまた華やかな新体操という競技であるにもかかわらず、国からの援助がなく、スーパーで袋詰め作業のバイトまでやったという、ガッツあるリンさんら団体チームの選手たち。メダル獲得よりも、ただとにかく良い演技をしたいという意気込みに満ちた彼女たちの試合が行われるのは9、10日。要注目です!(月)

嵐

五輪女子バレーボール、日本対ドミニカ共和国戦に行きました。試合の結果は、日本が快勝。昔、バレー部のマネージャーをしていたので観るのは好きなんですが、一緒に応援に行った友人は元バレー部歴9年という筋金入りのバレー好きで、大判の日本国旗+手作り文言プレートを持参するほどの意気込みを見せてくれました。しかもうれしい日本語でのバレー解説付き。彼女のおかげで盛り上がり度も倍増で、応援を楽しむことができました。さらに、「ニッポン・チャ・チャ・チャ!」と「そーれっ!」の掛け声も体験。会場内で日本の応援団の皆さんと一緒になって声を出すことができてうれしかったです!(嵐)


綿

東日本大震災への支援に感謝の気持ちを伝えるイベント「ARIGATO in LONDON」の開幕式に参加しました。元サッカー選手の中田英寿氏が会場入りすると、子供たちが「ヒデが来た!」と大はしゃぎ。スポーツにはうとい私でさえも大興奮したくらいなので、きっと冷静に対応していた大人たちも心の中では彼の到着に胸を躍らせていたのだと思います。イベント終了後、地元のサッカー少年と実行委員の方々の全体写真を撮ったのですが、大好きなヒデが横にいるのに、何人かの子供たちの眼差しは、カメラでもヒデでもなく、全身緑の服にテクノ・カットで登場したコシノ・ジュンコさんに向けられていました。(綿)

 

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