ニュースダイジェストの制作業務
Sun, 19 May 2024

テニスのウィンブルドン選手権でのクルム伊達選手

She handed out a lesson
彼女はテニスのレッスンを提供した

「インディペンデント」紙 6月25日付

今大会の最年長選手である42歳の彼女は、ドイツのカリナ・ビットヘフト選手にショットの打ち方などについてのレッスンを提供した。この試合を「高齢者と若き女性の対決」と呼んでは無礼になるだろうが、わずか45分以内で決着させた彼女の無慈悲なまでの勝利に対しては、あらゆる場所における40代が快哉を叫んだであろう。決して理想的な試合会場とは言えない第14コートに詰め掛けた観客の大多数を占める日本人 ファンも実にうれしそうにしていた。クルム伊達が会場入りした瞬間には、まるでホームのような大声援が起きたのである。

One of the most inspiring stories
今大会における最も感動的な物語の一つ

「インディペンデント」紙 6月27日付

警備員がほぼ連行するような形で退場を促さなければ、彼女は今でも第12コートでサインや写真撮影に応じていたのかもしれない。東京からやって来た輝かしき42歳は、約100人の観客にもみくちゃにされていたからだ。クルム伊達の躍進は、今大会における最も感動的な物語の一つである。彼女はいつも大事な局面でポイントを得る。ルーマニアのアレクサンドラ・カダントゥ選手を下した試合の第2セットでは、ラケットを右手から左手に持ち替えてウィニング・ショットを決める場面も見られた。彼女のネット・プレーは直感的かつ的確だった。

他にもこんな報道が……

日本で流行の「眼球なめ」
「デーリー・テレグラフ」紙 6月17日

日本の若者の間で「眼球なめ」という奇妙な行為が流行していると報道。この流行が原因となってものもらいなどを患う者が増えており、眼帯を着用する学生が続出と報じている。

米兵を入店拒否する沖縄の風俗店
「インディペンデント」紙 6月17日

橋下大阪市長が米軍に風俗業活用を求める発言を行い多方面から非難を浴びたことを受けてのレポート。実際のところ、沖縄の風俗店はトラブル多発のため米兵の入店を拒否しているところが多いと伝えている。

英国で広まる日本の「かわいい」
「デーリー・メール」紙 6月18日

英国における日本の「かわいい」文化の広まりについて。「ピンク色の髪の毛またはキティちゃん姿をした女の子を多数見かけることがあったら、それは日本のかわいい文化の影響である」とも。

アジアのパス名人となるか
BBC Online News 6月20日

サッカーのコンフェデレーションズ・カップでイタリアに惜敗した日本代表について、敵陣にて349本のパスがあったと評価。本大会でこの数字を上回るのはスペインだけであるとして、日本を「アジアのパス名人となるか?」と評した。

外来語の濫用で精神的苦痛
BBC Online News 6月27日

外来語の濫用で精神的苦痛を受けたとして71歳の日本人男性が慰謝料を求めてNHKを提訴したと伝えた上で、英語においても、ドイツ語から借用した「kindergarten(幼稚園)」、フランス語の「café(カフェ)」、日本語の「haiku(俳句)」などの外来語があると紹介。
 

日英交流400周年を迎えて

Both stubborn, eccentric, monarchies
日英とも頑固で風変わりで君主制の島国

「インディペンデント」紙 6月8日付

400年前に、後に世界で最も豊かな島国となることを運命付けられた日本とイングランドが出会った。両国民とも頑固で、風変わりで、君主制を採用。またともに島国であることが、大陸諸国を何世紀にもわたって苦しめた略奪や強姦行為から自国を守るのに役立った。遠い海の向こうにある相手国まで出向いたのは、もちろんイングランド人の方である。日本は中国と同様に引っ込み思案であるのに対して、イングランドはポルトガル、スペイン、オランダなどが先鞭をつけていた大航海時代に乗り遅れまいと世界中を駆け巡っていたのだ。

 

他にもこんな報道が……

過去にこだわっているのは誰
「エコノミスト」誌 6月3日

従軍慰安婦問題についての記者会見で、自分たちの世代はより良き未来を築くことが大切という趣旨の発言をした橋下大阪市長に対して「20世紀中ごろの出来事について約3時間も話し続けたのは彼自身」と揶揄。

ガガときゃりーぱみゅぱみゅ
BBC Online News 6月4日

海外で人気の日本人歌手きゃりーぱみゅぱみゅへインタビュー。「米歌手レディー・ガガとよく比較される」との解説も。

浮かぶ新幹線が走る
「デーリー・メール」紙 6月4日

3日に実験線が公開されたリニア中央新幹線を「浮かぶ新幹線」として紹介。

英国でも「かわいい」が流行
「サン」紙 6月6日

日本的な「かわいい」ファッションが英国人女子の間でも流行中と報道。

日本文化と京都を大絶賛
「タイムズ」紙 月6日

「とても新鮮な寿司、不思議な食材が入ったお弁当、新幹線、ウォシュレットと、外国人客を満足させるネタに日本は事欠かない」との書き出しで始まる京都観光記。「ローマの教会、マンチェスターのパブよりも、京都にある寺院や神社の数の方が多いに違いない」とも。

オランド仏大統領の言い間違え
「ガーディアン」紙 6月7日

来日中のオランド仏大統領が、演説で「日本」を「中国」と言い間違えた件を伝える。

シベリア鉄道が日英を結ぶか
「デーリー・テレグラフ」紙 6月7日

海底トンネルを通じてシベリア鉄道を東京まで拡張する計画を報じる。

義指の需要が生まれる理由
「デーリー・メール」紙 6月11日

「指詰め」をしたヤクザのために義指を製造するサービスについて。

「ラテ・アーティスト」とは
「デーリー・メール」紙 6月11日

ウサギ、カバ、キリンなどの形をした立体的な泡をコーヒーの上に浮かべる日本の「ラテ・アーティスト」を紹介。

長寿世界一はヴィクトリア朝時代に生まれた
「サン」紙 6月12日

「ヴィクトリア女王が即位60周年を迎えた年に生まれた」という長寿世界一の木村次郎右衛門氏が死去したと伝える。

朝鮮学校は歴史上のハプニング
「エコノミスト」誌 6月14日

日本に朝鮮学校ができるまでの経緯を「歴史上のハプニング」と表現。
 
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