「ガーディアン」紙の電子版は5日、米各地などで日本の鈴木清順監督の映画作品の上映会が開催されることを受けて、同監督を「カルトの巨匠」として大きく取り上げた。
同記事は、鈴木監督の作品はジム・ジャームッシュやクエンティン・タランティーノといった映画監督たちに多大な影響を与えてきたと紹介。ただ映画ファンの間では秘密に包まれた存在として認識されてきたと伝えている。
また鈴木監督による物語の手法は「若干ぼんやりしている」とも指摘。同記事の筆者は鈴木監督の「東京流れ者」を2度にわたり鑑賞したが、「一体何が起きているのかいまだに全く分からない」という。一方で、色や構図については非常に優れていると評価している。
Thu, 13 February 2025