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Sun, 22 December 2024

英国で

毎日の出来事を伝える新聞。それだけに、英国での生活を極めたければまずは現地で発行されている各紙に親しむことから始めたい。一見控えめに見える英国文化とは裏腹に、英国の新聞はいつも熱く何かを主張しながら、遊び心を忘れず楽しく充実した紙面作りに励んでいる。今回は、これからの英国生活を充実させるために必須の英国各紙に関する基礎知識を総ざらい。これを読んで新聞ともっと仲良くなろう。

英国の知性の塊 ブロードシート

政治・経済・社会問題をそれぞれ独自の視点で取り上げ世論に問う役目を負うのが、「ブロードシート」と呼ばれる一般紙。インターネットの登場などで競争が激化していくなか、各紙とも様々な工夫を凝らして英国の知性を守ろうと必死になっている。ここでは熱く盛り上がる新聞業界の構図を見てみよう。

英国のブロードシート(一般紙)

「英国人の良心」を守る防人 -「ガーディアン」紙
The Guardian
発行部数: 38万部

1821年にマンチェスターで発刊。労働党、自民党を支援する通常「リベラル」と呼ばれる人々に好んで読まれている。労働党のブレア首相が参加を決断したアフガニスタン、イラクでの戦争に猛反対を示して、人々の良心に訴えた姿は印象深い。2004年より英国以外の欧州各国でよく使用されている「ベルリナー」と呼ばれるサイズに変更して紙面を刷新。英国で流通している全国紙の中で唯一となる全面フルカラー化に踏み切るなど、日曜版の「オブザーバー」紙とともに今最も熱いエネルギーを放っている新聞。

読みどころ 社説の隣にある「correction and clarification」と題された「お詫びと訂正」記事。細かい間違いをこれでもかと掲載するのが「ガーディアン」紙の特徴。こんなに間違いってあるのかと逆に感心してしまう。かつて誤植が多いことで有名だったため出来たページだとか。
典型的読者 教師や公務員など
Website www.guardian.co.uk

ビジネスマンのステータス「ファイナンシャル・タイムズ」紙
Financial Times
発行部数: 12万部

日本在住のビジネスマンの間でもよく読まれている、1888年発刊の経済紙。お値段は他紙の2~5倍となる1ポンド。紙面も他の新聞と一線を画すように色づけして別格の高級ぶりを主張しており、この新聞を持ち歩くだけでステータスとなるような独自路線を突き進んでいる。世界中での発刊数が43万部と、英国内よりも国外での方が多く読まれているのが特徴。政治的には右にも左にも偏ることはなく、ひたすら経済ニュースを追いかけている。金融街シティの人間にとっては、目を皿にして愛読すべきバイブル的な存在。

読みどころ 月刊付録として付いてくる「How to spend it」という別冊。お薦めのヨットや高級マンションを紹介する冊子で、スケールの大きなお金持ちのための贅沢品がこれでもかと並ぶ。庶民にとっては読んで夢心地に浸るので精一杯、といったところか。
典型的読者 シティで働くエグゼグティブ
Website www.ft.com

独立独歩の矜持を示す -「インディペンデント」紙
The Independent
発行部数: 26万部

1986年に発刊した、比較的まだ若い歴史を持つ一般紙。当時の新聞業界は各紙とも買収問題や経営権のもつれで揺れており、この混乱の中で気骨のある名記者たちが大手新聞社を飛び出して、「インディペンデント」紙に集結した。名前が示唆するように、右にも左にも偏らない独自の編集方針の下、反戦や環境保護などメッセージ性の強いネタを頻繁に扱う。大きな文字や数字を表紙に並べて自社の主張をはっきりと伝えるのが得意技。2003年よりタブロイド紙と同じサイズとなる縮小版を発刊して話題をさらい、他紙もこの動きに追随した。

読みどころ 英国で今一番の焦点となっている、イラクを含む中東に関するニュース報道。同紙にはアフガニスタンで襲撃に遭い伝説的な存在となったロバート・フィスク記者など、中東問題の調査を専門とする人材が揃っている。彼らの記事には、他紙とは一味違った姿勢を感じるはず。
典型的読者 リベラル市民
Website www.independent.co.uk

英国性を保つ老舗 -「タイムズ」紙
The Times
発行部数: 60万部

1785年創刊という長い歴史を持つ老舗で、最も英国的な一般紙といっても過言ではないだろう。これまで長く保守党支持を鮮明に打ち出していたが、最近では労働党のブレア首相にも理解を示すようになった。戦争報道のために外国特派員を送った世界で初めての新聞社であり、今でも紙面全体から硬派なテイストを溢れ出させているが、近年になりメディア王として数多くの新聞社を買収するマードック氏の傘下に入って、ゴシップ的なネタも積極的に取り扱うようになった。姉妹紙となる「サンデー・タイムズ」紙の内容も充実している。

読みどころ 今や英国中の新聞が掲載するご存知のSu Doku。日本生まれのこの数字パズルを、英国に最初に広めたのが実は「タイムズ」紙だった。最近では「Dodeka Su Doku」と名付けた12マス四方の拡大版を掲載し、さらには数独選手権まで主催する気合の入れようを見せている。
典型的読者 中年の保守的ビジネスマン
Website www.timesonline.co.uk

愛国心を訴える -「デーリー・テレグラフ」紙
The Daily Telegraph
発行部数: 90万部

平易な英語で書かれているため日本人でも読みやすく、一般紙の中では最も多い売上を上げている。1855年の発刊以来、保守党べったりの右寄りな論調を掲げており、保守党議員がコラム記事を書いたり、逆に「デーリー・テレグラフ」紙の意見が保守党の政策に影響を与えるなどその関係は固い。2004年には大富豪のバークレー兄弟による同紙の買収劇が話題を呼び、それまでのオーナーは収賄罪に問われるなどして新聞社自らがニュース面の見出しを飾っていた。最近ではゴシップ記事も急激に増えてきた、少しお騒がせな新聞。

読みどころ 有名人の死亡記事。その人物が生存している時から死亡欄の執筆を始め何度もの校正を経るため、完成度の高い記事が多いという。「デーリー・テレグラフ」紙のものは特にユーモアに溢れた作品があり、死亡した人間の人生を大袈裟に称える様は、時に芸術的でさえある。
典型的読者 上流志向に溢れる愛国者
Website www.telegraph.co.uk
マークさん
ロンドン中心にあるオフィスで働くマークさん。ロンドン支局では彼と日本からの特派員2人きりで活動しているという。
北海道新聞ロンドン支局記者が語る
英国の新聞の読み方

北海道新聞のロンドン支局で現地記者として働くマーク・ボイルさん。日本での滞在経験も豊富な彼に、英国の新聞の魅力について語ってもらった。

英国各紙の特徴は?
英国の新聞業界は、恐らく世界一競争が激しいですね。そのため紙面の大きさを変えたり全面カラー化したりなど、各紙競って部数を伸ばす努力をしています。

日本との一番の違いはなんでしょう?
一般に日本の新聞の方が紙面の構成がお堅いと思いますね。英国の新聞は、内容が保守的だと読者が離れて新聞社はつぶれてしまいます。最近は高級紙と呼ばれるものも芸能人のゴシップ記事を掲載するようになりました。また日本と異なり、読者は一つの新聞だけ購読するのではなく、今日は「タイムズ」紙、明日は「インディペント」紙といったように時によって違う新聞を読むことも多いですね。さらに記者の顔写真入り記事が多く掲載されるのも特徴のひとつ。日本での社説にあたる意見記事が、一面に掲載されることも珍しくないです。

新聞が取り上げる、今後注目すべき論点とは?
英国軍がイラクからいつ撤退するのか、すべきなのか。原子力発電所を作る動きとその世論。また英国がこれから欧州連合の一員としてどのような役割を担おうとしているのか。そういったポイントに気をつけながら新聞を読んでいくと面白いですよ。

ゴシップなら何でも来い タブロイド

芸能人の特ダネ情報に、サッカー、お色気が満載。そんな魅力に溢れているのがタブロイドだ。ゴシップ記事ばかりと思われがちだが、政治ニュースについても独自のスタンスで鋭く切り込むなど硬派な一面も併せ持つ。各紙が熾烈な競争を繰り広げるためトラブルも多い。

英国のタブロイド紙

我ら労働者の味方 -「デーリー・ミラー」紙
Daily Mirror
発行部数: 210万部

もともと女性のための新聞として1903年に創刊。後に編集方針を大転換し、労働者階級の権利を守るための政治的な新聞として生まれ変わった。最近ではバッキンガム宮殿への潜入リポートで話題に。記者を宮殿の執事の職に応募させ、寝室の間取りなど王室内部の情報をスッパ抜いたことで批判を受けるも「警備態勢がなっていない」との反論で一蹴した。

同紙にまつわる
トラブル
2004年5月1日、英兵がイラク人を虐待している写真を掲載し、ブレア政権を痛烈に批判。しかしこれが後に捏造写真だったことがわかり、後日「Sorry, We are hoaxed(ごめんなさい、騙されちゃいました)」との文句を一面に掲載した。
典型的読者 腕自慢の労働者たち
Website www.mirror.co.uk

ロンドン市民の情報源 -「イブニング・スタンダード」紙
Evening Standard
発行部数: 34万部

ロンドンの地方紙としては唯一の夕刊紙。ロンドンでは午後になると、至るところに店頭販売のオジサマたちが現われ、大声を出しながら同紙を売りさばいている光景が見られるはず。レストランや演劇などのエンターテイメント情報が充実している一方、地下鉄の遅れや物価の値上がりなど問題山積みのロンドン市政を舌鋒鋭く攻撃。

同紙にまつわる
トラブル
常にその政策を批判的に取り上げるため、ロンドンのリビングストン市長が目の敵にしていると言われている「イブニング・スタンダード」紙。不満の鬱積した市長は、同紙記者をナチス・ドイツの強制収容所の看守になぞらえ「金のためなら何でもやる人たち」と発言、裁判沙汰となっている。
典型的読者 不満だらけのロンドン市民
Website www.thisislondon.co.uk

実は皆読んでいるB級新聞 -「サン」紙
The Sun
発行部数: 310万部

低俗な内容に顔をしかめながら、実は皆こっそり読んでいるという新聞がこれ。英国内の日刊紙では最大部数を誇り、大会社の重役たちにも隠れ愛読者が多いという。まだチャールズ皇太子と結婚していた故ダイアナ妃の不倫の証拠となるテープを手に入れ、大々的に報じたのも同紙だった。いつも何かをしでかしてくれる、そんな期待を抱かせるタブロイド紙の王様。

同紙にまつわる
トラブル
「サン」紙が掲載するヌード写真を厳しく取り締まるべきだと抗議したクレア・ショート教育相(当時)。これに対して「サン」紙は、彼女とまったく同じ名前のヌード・モデルを見つけ出してその裸写真を掲載することで逆襲。同相の逆鱗に触れたのは言うまでもない。
典型的読者 英国民全体
Website www.thesun.co.uk

つんと尖がったタブロイド -「デーリー・メール」紙
Daily Mail
発行部数: 230万部

中産階級のための初のタブロイド紙として、1896年創刊された。移民や難民の受け入れに対して大反対キャンペーンを展開し、右翼的として恐れられている。英紙の中では初めて星占いを掲載、不動産や部屋作りの情報もふんだんに取り入れて、女性読者へのサービスは万点。宇宙人の存在などについてもしばしば取り上げる異色の紙面作りとなっている。

同紙が残した
功績
スティーブン・ローレンスという黒人青年が殺された事件の捜査が打ち切りになったことに抗議して、容疑者の実名と顔写真を一面に掲載。普段の右翼的な論調をかなぐり捨てて人種差別反対を訴えたところ、警察は捜査ミスを認めて全面的に謝罪した。
典型的読者 中産階級の奥様
Website www.dailymail.co.uk

「デーリー・メール」の天敵 -「デーリー・エクスプレス」紙
Daily Express
発行部数: 89万部

1900年に創刊。英国で初めて紙面にクロスワードを掲載、20世紀前半は世界一売れている新聞として黄金時代を築いた。同様の読者層を持つ「デーリー・メール」紙とは犬猿の仲であり、お互いを批判し合っている。ダイアナ妃の死の陰謀説についてしつこく論じていることで有名。ここ最近は選挙ごとに支持政党を変更している。

同紙にまつわる
トラブル
最大のライバルである「デーリー・メール」紙の企業グループに対して「利権をむさぼる悪人たち」と批判。逆に同紙には「『デーリー・エクスプレス』紙は単なるポルノ媒体に過ぎない」と切り返されるなど、醜い中傷合戦が繰り広げられている。
典型的読者 中産階級の奥様
Website www.express.co.uk

スクープ切り込み隊長 -「ニュース・オブ・ザ・ワールド」紙
News of the World
発行部数: 350万部

「サン」紙の姉妹紙となる日曜紙。一大ニュースとなったサッカーのイングランド代表キャプテン、デービッド・ベッカムの不倫現場を激写したのがこの「ニュース・オブ・ザ・ワールド」紙だった。今年に入ってからはイラク市民を英兵が虐待するビデオ映像を公開するなど、ジャンルに関わらず常にスクープを提供する、最も過激なタブロイド紙。

同紙にまつわる
トラブル
過激なスクープ記事を中心にした紙面作りなので、裁判沙汰には事欠かない。最近の例では、執拗なまでに離婚危機を報じられて堪忍袋の緒が切れたベッカム夫妻が、プライバシーの毀損を理由として2005年に提訴している。
典型的読者 好奇心のある人なら誰でも
Website www.newsoftheworld.co.uk
タブロイド用語解説
Football
タブロイド紙の後半ページはまさにサッカー一色。サッカーのイングランド代表選手は英雄である一方、逆にヘマを犯した選手は戦犯扱いを受けることになる。
Junk Food News
結婚や不倫、妊娠など芸能人のゴシップやなどタブロイド紙が好んで取り上げるニュースを指して使われる言葉。Yellow Journalismと呼ばれることも多い。
Page 3
どでかいヌード写真が掲載される「サン」紙の3面のこと。世間の注目を集めるため、後にグラビア・モデルなどとして大型契約を結んで芸能界にデビューするケースも多い。モデルになるためには厳正な審査を通過せねばならず、豊胸手術を受けた者はNGなどという馬鹿らしくも厳しい掟がある。
Pun
タブロイド紙が見出しに使うシャレの利いた文句のこと。
Paparazzi
ダイアナ妃の自動車事故で日本でもその存在が有名になった報道カメラマンたちの総称。特ダネのニュースを得るためなら潜水服からヘリコプターまで準備するという。

新聞業界の風雲児 -「メトロ」紙
Metro

Metroロンドン地下鉄駅などで配布している無料紙。1999年の創刊後、都市に住む若い人たちの間で人気を博し、今では12都市で170万部の部数を誇るようになった。地下鉄利用客が電車の中で楽しめるようにと、20分で全ページを読み通せるぐらいの平易な文章で記事が書くのがモットー。英国での出来事を浅く広く押さえるには最適の媒体。
WEBwww.metro.co.uk

英紙エイプリル・フール伝説

1年で1回だけの嘘をついても許されるエイプリール・フールの日。普段は真実を報道するためならどんな犠牲も厭わない英国各紙も、この日はいたずら心に満ちた真っ赤なウソ記事を掲載することがある。ここでは、それらの中から過去の迷作をご紹介。

雨よさらば
「ガーディアン」紙 1981年
イングランド西部ウスターシャーの研究所で、天気をコントロールできる装置が開発されたという。「英国が空を支配する」と題されたこの記事では、同装置の開発により英国民はより長く楽しい快適な夏を享受できるようになり、雨が降るのは深夜のみ、クリスマスには毎年必ず雪が舞うとの記述。短い夏と雨続きの天気に不満の英国人には、打ってつけのジョークだった。

M25を一方通行にせよ
「タイムズ」紙 1991年
交通省が、ロンドン近郊にある環状高速道路M25の混雑を緩和するための画期的な案を発表。環状線内を月水金は時計回り、火木は反対周りと一方通行にすることによって、道路の混雑を半減できるとの考えを示し、あとは内閣の承認を待つだけだという。「3キロほど離れたスーパーにも、反対回り通行の日には200キロ弱の距離を運転しなくちゃならん」という地元民の不満の声も紹介。

ストーンヘンジを動かす日本人
「デーリー・メール」紙 1991年
夏至の日に、祭壇の中心から昇る太陽を眺めることができるように作られた古代の遺跡ストーンヘンジ。しかし「地球の自転が少しずつ遅れてきた」ためにその設計にもズレが生じてきた。そこで遺跡を解体して別の場所で組み立て直す案が出たのだが、ここで名乗りをあげたのが東京のとある財団法人。4840億円をオファーして、ストーンヘンジを富士山へと移動させようとする動きがあると報道した。

ユーロスターまでもう一歩
「ニュース・オブ・ザ・ワールド」紙 1990年
1994年に開通した英仏海峡を横断するユーロスター。1990年の時点ではすでに海底トンネル工事の遅れが問題となっていたが、ここで新たなトラブル発生。フランス側と英国側から同時に掘削工事を進めたところ、お互いにたどり着くまで14フィート(約4.3メートル)足りないことがわかった。原因はフランス側がメートル法、英国はヤードを採用していたからという、わかりやすいオチがついていた。

グリニッジがギネスに変身?
「ファイナンシャル・タイムズ」紙 1998年
ギネス・ビールで有名なギネス社。同社がグリニッジ王立天文台との協定を結んだことにより、今後はグリニッジではなく「ギネス子午線」と呼称を変更するとのプレス・リリースを送付した。このいたずらに引っかかったのが「ファイナンシャル・タイムズ」紙。ジョークを真に受けてしまい、この試みを「権限の乱用」として同社を批判した。同紙は後日、誤りを認め「4月馬鹿に騙された」との言い訳とともに訂正文を掲載するはめに。


英国の新聞業界をもっと知るなら

新聞に関する情報はすべてここに
大英図書館

British Library書籍や雑誌の保存なら世界一を誇る大英図書館の一部であり、新聞に特化した資料館がここ。英国内にある新聞資料はとにかく何でも揃えてあって、調査活動には最適。館内には研究室のような暗い部屋で、マイクロフィルムに保存された過去の新聞を見つめる人たちがいっぱいいる。日曜日を除く日の10~17時開館。

British Library Newspapers
Colindale Avenue, London NW9 5HE
Tel: 020 7412 7353
www.bl.uk/collections/newspapers

飲んだくれジャーナリストの聖地
フリート・ストリート

fleet street金融街シティと劇場が立ち並ぶエンターテイメントの聖地コベント・ガーデンの間にある道。近年までこの通りに多くの大手新聞社がオフィスを構えていた。近くには「Printer's Devil」などという看板を持ったパブがあり、当時は飲んだくれ、かつ気骨のある新聞記者たちの溜まり場になっていたという。

Fleet Street, EC4

お誕生日に新聞はいかが?
Remember When

Remember Whenプレゼントとしての新聞を扱うユニークな機関。異なる年代におけるそれぞれの日付を持った新聞をもれなく保存しているので、例えば友達の誕生日に発行された新聞をここで購入してプレゼントすることができる。自分が生まれた日に英国ではどんな出来事があったのか、誰が死んだのかなど、興味をそそられるはず。

Remember When
Tel: 020 8763 6363
www.remember-when.co.uk

 

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*本文および情報欄の情報は、掲載当時の情報です。

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