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Fri, 29 March 2024

ウォーキングを愉しもう

英国人はウォーキングが大好き。田舎ののどかな風景をこよなく愛する彼らにとって、自然と一体になれるウォーキングは何よりのぜいたくなのだ。記録的猛暑となった今年の夏。森の木々の隙間から差し込む日光や鳥のさえずり、身も心も洗われるような清涼な水の流れを体全体で感じてみては?

※ 今回ご紹介したスポットの中には、本格的なトレッキング・コースも含まれています。実際に行かれる場合には、事前に詳細をお調べになることをお勧めします。

英国ウォーキングの要はフットパス!
フットパスって何?

英国地図英国人にとってウォーキングとは、なくてはならない生活の一部。都市部でのお手軽な散歩から、本格的なトレッキングまで、 さまざまなウォーキングを楽しむ英国人の支えとなっているのがフットパス(歩道)だ。英国中を縦横無尽に走るこのフットパス、実は法律によってその定義が明確に定められている。

英国ではright of wayと呼ばれる歩道がある。これはイングランドとウエールズに見られるフットパスのうち、法律により保証されている、誰もが自由に出入りできる散歩道のこと。例え私有地であろうとも、道は国民のものという英国人の考えが反映されている。これこそがウォーキング天国、英国を支える大切な要素なのだ。このright of way、法律上は3つに大別されている。

1. Public Footpath:歩行者のみに認められている道
2. Public Bridleway:歩行者、馬に乗っている人、サイクリングしている人のみに認められている道
3. Byway Open to All Traffic(BOAT):自動車を含め、すべての交通手段に認められている道

right of wayとして認識されるには、法律上は所有者が自ら進んで公的使用のために「献上」するということになっている。しかし実際にこのような経緯でright of wayになるケースは非常に少ないのだとか。

何でも一般人が誰かの私有地内にある道を利用していて、ある一定の期間(法によると20年間) 何のおとがめもなく使えている場合には、所有者は自分の道をright of wayとして献上したのだと自動的にみなされてしまうらしい。

近年ではスコットランドのカントリー・ハウスを所有しているマドンナとガイ・リッチー夫妻が、自宅のすぐそばまで通っているパブリック・フットパスにパパラッチや観光客が群がり、写真を撮りまくるのに激怒。裁判所にフットパスのル ートを変えるよう訴えたが敗訴した。道はあくまで国民みんなのもの、という英国人の考え方が如実にうかがえる出来事だ。

Wales(ウエールズ)
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切り立った崖が野生の鳥たちに埋め尽くされている様を観察しよう!
Skomer Island(スコマー島)

パフィン無数の海鳥の生息地として名高いウエールズ、スコマー島。ウエールズ南西部野生トラストが管理しているこの島は、4月1日から10月31日までの期間(月曜日休)のみ一般開放されている。主な島のルートは十字型に広がっていて、短い距離の散策から島の沿岸部のほとんどを踏破する周回コースまで選択の幅は様々。ヨーロッパ北西部でも屈指の海鳥観察スポットなので、是非とも珍しい野生動物を見てみよう。

ウォーキングのスタートは、ボートの停泊所から。停泊所から南に向かってWelsh Way(ウェルシュ・ウェイ)を歩いてみよう。ここの丘は島のカモメの生活を観察できるスポットとなっている。海岸沿いのHigh Cliff(ハイ・クリフ)一帯に群がるミツユビカモメやウミガラスの大群は圧巻の一言だ。

そのままフットパスを西に向かって歩いていくと、左手にThe Wick(ザ・ウィック)と呼ばれる海岸線が見えてくる。このポイントこそが島一番の目玉、パフィン観察のメッカ。ペンギンとオウムが合体したような派手な外見と、「モゥーモゥー」という牛のような 鳴き声が特徴的な、英国本島では観察できない珍しい鳥を思う存分堪能しよう。またこの切り立った崖はパフィンだけでなく、フルマカモメを始めとする幾千もの野鳥たちの生息地となっている。

そのまま西に向かって海岸沿いに歩き続けると、島で最も壮大な景色の広がるポイント、 Skomer Head(スコマー・ヘッド)にたどり着く。天気が良ければここからカツオドリの群生地として有名なGrassholm(グラスホルム)島の姿を眺められることも。

アザラシ海鳥たちの宝庫として知られるスコマー島だが、見どころは鳥だけではない。アザラシを見たいのならば、9月は特にお勧めの季節。北端のGarland Stone(ガーランド・ストーン)では、白い毛皮に覆われたかわいらしい子アザラシの授乳シーンを観察できる。そして、島の中心にある農場は1800年代初頭に建てられたという歴史的なもの。情報集めのほか、宿泊施設としても利用できる。

行き方

車:ロンドン~M4~A48~ A40~A4076~A487~B4327 ~Haverfordwest(ハーバーフォードウエスト)。そこからB4327を南西へ、Marloes Roadを右折してそのまま進んでいけば駐車場が見つかる。ボートの発着場はMartin's Heaven(マーティンズ・ へブン)、Marloes Villege(マーロス・ビレッジ)のすぐ近くだ。所要時間はおよそ4時間30分(駐車場まで)

電車:ロンドン・パディントン駅からFirst Great Western(ファースト・グレート・ウェスタン)線でSwansea(スウォンジー駅)まで約3時間。スウォンジー駅からはArrive Train Wales(アライバ・トレイン・ウエールズ)線に乗り換え、最寄り駅 Haverfordwest(ハーバーフォードウエスト)まで約1時間半。

ここに注意

島の貴重な自然を損なうことのないよう、指定されたフットパス以外は立ち入らないようにしよう。また島では水のボトル以外手に入らないので、食事、飲料などは各自で持参すること。

Wester Ross, Scotland
(ウェスター・ロス、スコットランド)
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古代の森にハイランダーの面影が……
Beinn Eighe(ベン・エイ)

Beinn Eighe

清涼な空気に包まれたスコットランド北部の高地、ハイランド。「Loch」 (ロッホ)と呼ばれる湖や、「Beinn」と呼ばれる山々が、美しく壮大な景観をつくり出している英国でも有数のウォーキング・スポットだ。北部ハイラ ンドの山並みに一歩足を踏み入れれば、古代カレドニアの森の面影を垣間見ることができるはず。

ここBeinn Eighe地域では、2種類のウォーキング・コース、Mountain Trail (山岳探索コース)とWoodland Trail(森林探索コース)があるが、初心者向けなのは、森林探索コース。出発地点はLoch Maree(マリー湖)湖畔、Rhu Noa Bay(ルー・ノア・ベイ)近くの駐車場となる。インフォメーショ ン・ボードの地点から散策を開始しよう。すぐに木製の橋と分岐点にぶつかるので右に向かって橋を渡り、そのまま間道をたどっていく。松林の間の急坂を400メートル程登ると、最初のビュー・ポイントだ。

右方向へと間道を進んでいくと、また400メートル程で次のビュー・ポイ ントとなる。その後はケルン(石塚)まで進んでT字路で元の道へ戻り、再び 右折。A832にぶつかるまで800メートルの下り道だ。

A832を渡って右方向へと歩けば、マリー湖畔へ向かうことになる。Lochside(ロッホサイド)で右折し、木製の橋の地点へ。橋を渡って駐車場に戻ろう。

行き方

散策道に直通する公共交通機関はない。最寄り駅はA890南方向、 Achnashellach(アチナシェラッチ)駅。

車:Inverness(インバネス)から西へ向かい、A832をKinolochewe(キンロヒュー)方面 へ。キンロヒューを通過してから4キロ程で右手にマリー湖が見えてくる。駐車場は Lochside(ロッホサイド)、Beinn Eighe Trails(ベン・エイ散策道)の道標が目印。

ここがポイント!

マツテンここの松林はすばしっこいマツテン(イタチ科の動物)の住処。マリー湖西部には他にもヤマネコやカワウソが生息している。また、湿地では多くのトンボが観察できる。その中には希少価値の高い種も。

Northumberland(ノーザンバーランド)
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ハリー・ポッターの学校として使われた城からスタート!
Alnwick Castle(アニック城)

Alnwick大人気の映画、ハリー・ポッター・シリーズでホグワーツ魔法魔術学校として登場し、その悠々たる姿には覚えがある人もいるだろうアニック城。本コースでは、この中世の城から出発し、13世紀の姿を今に残す小さな修道院跡や公園の静寂の中をゆっくりとたどっていく。また、カントリー・ライフを特集する雑誌の調査で「英国で一番住みやすい場所」に選ばれたこともある美しい街も見どころの1つだ。

まずはアニック城を背に、道が右に曲がって路地とつながっている地点まで歩いていこう。その路地に入ってからHulne Park(ハルン・パーク)の入り口までは800メートル ほど。アーチの下をくぐり、標識が見えてくるまでそのまま進む。

パスに沿って右に曲がり、小道へ。そのまままた右に曲がり、大きな木と岩が目印の二股の分岐点まで進む。そこを左折し、林を抜ける川沿いの道をたどっていこう。林を抜ける時には小道から外れないように。Monk's Bridge(モンクス・ブリッジ)までは1200メートルといったところだ。

橋からはさらに800メートルほど小道を進む。ゲートを過ぎ、木製の橋のかかったRiver Aln(アルン川)を渡ろう。川を左手に見ながら1200メートルばかり歩き、ゲートを抜けるとまた林が現れる。右手には井戸が、その背後にはベンチが見えるはずだ。500メートルほど歩くと道が2つに分かれる。

分岐地点を左へ進み、Hulne Priory(ハルン修道院跡)の下を通る。Iron Bridge(アイアン・ブリッジ)まではその道をさらに400メートル。橋を渡り、牧草地を歩いていくと、1200メートルほどで農道にぶつかる。そこを右に入れば、すぐに大きな通り、Farm Drive(ファーム・ドライブ)にたどり着くはずだ。

通りを左へ曲がって1200メートルも進めば、また他の農道がちらほら現れる。橋を渡ってまっすぐ歩いていくと、前に通過したアーチが再び見えてくるだろう。後は同じ道をたどってアニック城へ戻ろう。

行き方

車:ロンドン~M11~A14~A1(モー ターウェイ部分あり)~Anlwick(アニック)。後はA1からアニック城の標識を追っていけば良い。現地の駐車場には路上パーキングあり。所要時間およそ5時間45分。

列車:ロンドン、キングス・クロス駅から最寄り駅の Alnmouth(アルマス)駅まで直通電車で3時間半。駅からはシャトルバスが運行。

ここがポイント!

やはり、ハリー・ポッターがほうきに乗る練習をするシーンにも使われたというアニック 城の雄姿が一番の見どころだろう。また城に隣接している庭園内の巨大な人口滝「グラン・ カスケード」も必見。建設に何百万ポンドの費用が注ぎ込まれたこの滝、なんとピーク時には毎分7260ガロンもの水が流されるという。

ここに注意

犬を連れて行く場合はフンの処理を忘れずに!違反者にはカウンシルによって罰金が科される場合もある。

Yorkshire(ヨークシャー)
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ヒースクリフが彷徨い歩いた「嵐が丘」の世界がここに!
Bronte Country(ブロンテ・カウントリー)

Bronte Country

英国が誇る名作家、ブロンテ姉妹が過ごしたヨークシャー、ハワース。荒地がひたすら続くこの地は、彼女たちの存在なくしては知られることはなかったはず。風光明媚な景色とはちょっと違うけれども、「嵐が丘」や「ジェイン・エア」を生み出したこの地で、登場人物たちの心情に思いを馳せるのも一興かもしれない。

スタート地点はアン以外のブロンテ一族が眠るHaworth Parish Church(ハワース・パリッシュ教会)から。ここからBronte Way(ブロンテ・ウェイ)と言われるウォーキング・コースを歩こう。

平坦な道を4キロほど歩くと、Bronte Waterfalls(ブロンテ滝)が見えてくる。この滝はブロンテ姉妹もお気に入りだったとか。

滝からさらに2キロほど歩くと、「嵐が丘」の家のモデルと言われる Top Withins(トップ・ウィズンズ)が。現在では建物部分はほとんど残っておらず、廃墟を化しているものの、ブロンテ姉妹探訪のコースでは絶対に欠かすことの出来ないスポットだ。「Wuthering Heights」(嵐が丘)のWutheringとは、荒れ野を豪風が吹きすさぶ様を表している。 復讐と愛情という、人間の持つ生々しい感情を余すことなく伝えきった「嵐が丘」の本質を知るには、この地に立って肌で小説世界を感じるのが一番かもしれない。

思う存分「嵐が丘」の世界を堪能したら、今度はPennine Way(ペンナイン・ウェイ)をたど ってスタート地点に戻ろう。スタート地点には、Haworth Parsonage Museum(ブロンテ博物館)がある。ブロンテ姉妹が1820年から1861年まで住んでいた家を改築したもので、実際に使われていた家具などが展示されている。

行き方

車:ロンドン~M1~M62~ M606~A6177~A647~ A644~B6145~A629~B6144~Haworth(ハワース)。B6144から右に入ってBrow Road(ブロウ・ロード)、それからBridgehouse Lane(ブリッジハウス・レーン)(B6142)を左。また左に入ってButt Lane(バット・レーン)、そしてメイン・ストリートへと右に曲がれば目的地。所要時間4時間20分。

列車:キングス・クロス駅から約3時間。リーズ 駅でスキプトン経由モーカムかランカスター、またはカーライル行きに乗り換えて約30分ほどいったキースリー駅下車。そこからキースリー & ディストリクト社のバス663、664、665、720番に乗る。

ここに注意

何といってもここは「Wuthering Heights」。荒地に吹きすさぶ風、そしてぬかるんだ道が広がっているこのコースを歩くには、実用的なウォーキング・シューズが必須だ。

Wales(ウエールズ)
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マイナス・イオンを体いっぱい浴びて
Brecon Beacons(ブレコン・ビーコンズ)

Brecon Beacons南ウエールズに広がるブレコン・ビーコンズ国立公園。1800メートルの山脈が悠々と連なり、数多くの滝や渓流、鍾乳洞が点在している夏場にもってこいのウォーキング・ポイントだ。心洗われるような水音を聞きながら歩けば、日頃のストレスもいつのまにか解消されているはず。

スタート地点はPontneddfechan(ポンネーゼハン)の駐車場。そこから道路橋を渡って30メー トルほど歩いたら、右折して砂利道を行く。private accessと書いてあるが、これはあくまで車用の指標なので、気にしないで歩いて行こう。

そこからMellte(メルト)川に沿って歩くと火薬場の跡が見えてくる。跡地の逆側にある道路橋を渡って目印に沿っていくと、このコースの目玉、Sgwd yr Eira(スクイド・イル・エイラ) の滝に到着する。裏側をゆっくり通って、心ゆくまでマイナス・イオンを堪能しよう。

その後は道標5を進んでPenderyn(ペンダー リン)の町に向かってひたすら歩く。Penderyn にはThe Red Lionというパブが。おいしいビールとサンドイッチを味わうことができる。ちな みにパブ近くのTower Colliery(タワー炭鉱)はウエールズで現在唯一活動中の鉱山だ。お腹がいっぱいになったら、Moel Penderyn(モエル・ペンダーリン)の山腹を歩いてスタート地点に戻ろう。

行き方

車:ロンドン~M4~A449~A40~ A470~ブレコン・ビーコンズ国立公園ビジター・センター。A470でMerthy Tydfilを過ぎたら A465のPontneddfechan(ポンネーゼハン)方面に向かう。A4109を曲がり、信号を右折する。1.6キロほど走るとスタート地点のWaterfalls(ウォーターフォールズ)駐車場に到着。

バス:スウォンジー発、Hirwaun(ヘドウェイン)行きのバスX5で駐車場まで。

列車:カーディフからNational Railで約1時間。最寄り駅はTreherert(トレヘルベルト)。

ここに注意

何といっても目玉はSgwd yr Eiraの滝。何と滝の裏側を歩くことができる!

Londonを歩く

ウォーキングは田舎の自然の中を行くもの、と考えているあなた。 ウォーキングの醍醐味は、いつでも、どこでも気軽に楽しめるところにある。 もちろん、ここロンドンにも楽しいウォーキング・スポットはたくさん! 今回はロンドンの代表的なパス、テムズ・パスを紹介しよう。

テムズ・パスとは?

英国で最も有名な川として名高いテムズ川は、南イングランドを流れる全長346キロの広大な川。コッツウォルズ近くのケンブル村に源泉があり、オックスフォード市などを流れて、ロンドンに到着、最終的にノアと呼ばれる河口近くに流れ着く。テムズ・パスはロンドンのリッチモンド付近からグリニッジの辺りまでを流れるテムズ川に沿って造られた遊歩道のことを指す。

Thames

London Bridge 近辺

Hay's Galleria 1Hay's Galleria (ヘイズ・ギャレリア)
ロンドン・ブリッジ駅近くには、ウォーキング愛好家の憩いの場としてデザインされた心地良い一角がある。それがここHay's。ガラス張りの高い天井が特徴で、強い陽射しを遮りながらも明るさを提供してくれるのが嬉しい。両脇はカフェやレストランが並び、散歩 の途中に喉を潤すにも最高。


Hay's Galleria2Butlers Wharf (バトラーズ・ワーフ)
埠頭の端から端までお洒落なレストランが軒を連ねている。ここからのタワー・ブリッジの眺めは壮観。コンラン卿がプロデュースするデザイン・ミュージアムもすぐそこだ。


Hay's Galleria3New Concordia Wharf (ニュー・コンコーディア・ワーフ)
繊細なデザインがかわいらしい小さな橋を渡った先に見えるのは、小船の上に施された見事なガーデン。水と緑のコンビネーションが涼しい気分を倍増してくれる。ここから先へは、何と普通のビルの隙間を抜けていく。


Rotherhithe 近辺

Rotherhithe4Rotherhithe(1) (ロザーハイス)
レンガ造りの新しい家々が立ち並び、川沿いには緑豊かな公園もあちこちに設けられている上品なエリア。散歩に疲れたらベンチに腰掛けて、一息つきながら川の反対側の風景を楽しもう。


Rotherithe5Rotherhithe(2) (ロザーハイス)
堂々とそびえ立つ赤い橋までたどり着けば、そのすぐ脇には大きなパブが。川に面 した広々としたテラスで疲れをいやしてくれる一杯はいかが? さわやかな風とテムズ川岸の眺めがたまらない。



Dcoklands 地域

Dcoklands6Greenland Dock (グリーンランド・ドック)
Surrey Quays(サリー・キーズ)駅から徒歩2分程、赤い陸橋の下をくぐれば、目の前には爽やかな波止場の風景が広がっている。テムズ川を望む地点まで進んでいけば、たくさんの小さなボートが係留されているのが見えてくるはず。


Greenwich 近辺

Davuc Beckham7East Parkside(イースト・パークサイド)
North Greenwich(ノース・グリニッジ)駅から一歩踏み出せば、一方にはミレニアム・ドーム、もう一方にはデービッド・ベッカム・アカデミーという大型建造物の姿を望むことができる。テムズ・パスに合流するには、アカデミーの白い建物の方向へ進もう。


Mudlarks Way8Mudlarks Way (マドラークス・ウェイ)
散歩の途中、植物園に立ち寄るのもまた一興。鮮やかな色彩の集合住宅の前には、グリニッジ・ペニンシュラ・エコロジー・パークがある。19世紀後半から始まった工業化で、このエリアの自然はすっかり破壊されてしまったとか。美しい水と生態系の復活を目指すプロジェクトの一環として、その一部がエコロジー・パ ークとして公開されている。
Thames Path, John Harrison Way, Greenwich Peninsula London SE10 0QZ
入場無料 月・火休館


Anchor & Hope Lane9Anchor & Hope Lane
(アンカー・アンド・ホープ・レーン)

グリニッジ・エリアのテムズ・パス上にある数少ないパブの1つ。川に面したテラスで 地元の人に混ざって休憩するのもいい。



テムズ・バリア10Hiroshima Prom (ヒロシマ・プロム)
ここからは、上流のロンドンを洪水から守り続けている堰、テムズ・バリアを眺めることができる。ちなみにこの道の続きはNagasaki Walk(ナガサキ・ ウォーク)と名付けられているが、ネーミングの由来は不明。


Visitor Centre11Visitor Centre (ビジター・センター)
テムズ・バリアの監視所近くには、カフェ、ラーニング・センター、インフォメーション・センターと様々な設備が揃っている。ここが全長180マイル(約300キロ)続くというテムズ・パスの終着地点だ。

 

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