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編集後記 23 Aug 2012 vol.1366

23 August 2012 vol.1366

籠

オリンピックとパラリンピックの狭間にできた久しぶりの何もない週末を利用して、「ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ」で開催中の印象派絵画展に行ってきました。展示されているのは、モネ、マネ、ルノアールといった印象派の大家の作品ばかり。印象派の絵に興味を持ち出して以来、特にモネに関しては、機会があれば彼の作品が展示される絵画展にできる限り足を延ばして、画集やDVDなどの関連商品を購入しているにも関わらず、いまだに一度も目にしたことのない絵がまだまだたくさんあります。一説によると全部で2000点以上も描いたらしい。「多作である」ということも天才の条件なのですね。(籠)

月

1カ月ほど前から時々、両手で頭上にMの字をつくる仕草をしています。肩こりに悩まされている私としては、ストレッチ代わりに両腕を肩より上に上げ、手持ち無沙汰になるのでおちゃらけ半分、この仕草をしていたわけですが、同僚たちからは、「むっきー(猿)」だの「ヒデキー(西城秀樹。YMCAで一世を風靡)」だの、散々の言われようでした。ところが、です。いまや英国陸上界のヒーローとなったモー・ファラー選手が五輪でかの「モボット」を披露したその瞬間から、私の時代遅れの仕草は、時代の先端をゆくポーズへと早変わり。これから心置きなく、Mの字をつくれます。ありがとう、ファラー選手。(月)

徒

現在、アボカド栽培計画を立てています。アボカドの実を食べた後、あの大きな種を捨てずに、クロッカスの球根のように、下半分だけ水に付けておくのです。するとそのうちに種の底の部分がひび割れて、白いひげのようなものが出てくるのだとか。それが十分伸びたら植木鉢に植え替えて、今度は芽の出るのを待ちます。そして大きく育ってきたら下の住人に頼んで庭の隅に植えてもらって、実が生えるのを待つ、という雄大な計画です。果たしてどのくらいの時間が掛かるのかは想像もつきませんが、締め切りに追われるだけの慌ただしい毎日、たまにはそんな気の長い話も良いのではと思っています。(徒)

鹿

英国の建築がいかに大工泣かせか、以前にもこの欄に書いたことがあります。そのときは、床の張り替えに来た大工さんが傾いた床の扱いに四苦八苦していたのを笑っていたのですが、ここへきてどうにも笑えない状況になってきました。初夏に長く続いた雨のせいでしょうか、その存在さえ知らなかった外壁と内壁の間にあるコンクリート・ブロックの形が、ぼんやり浮き出てきたのです。おかげで、白かった壁はさりげないブロック柄に。ちなみに少し前からひびも入っており、あるときには自然に壁のかけらが落ちてきました。立地も雰囲気も良く気に入っている家なのですが、そろそろ潮時かもしれません。(鹿)

 
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参照:「サン」紙、「デーリー・メール」紙ほか

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