セレブに名言はないが、手の甲で胸グラをどつきたくなる迷言なら山ほどある。
衣(フロスト・フレンチのデザイナー)・食 (オーガニック菜食主義を早くから実践)・住 (プリムローズ・ヒル在住)のセレブ界トレンド・セッターとして自他共に認めるサディ・フロスト。最近も全裸の後ろ姿を披露し、毛皮反対を訴えていたっけ。雑誌のインタビューでは 「他の女性たちが憧れる男性2人(ジュード・ ロウとスパンダーバレエのゲイリー・ケンプ) と結婚したわ」と自慢。あいにく両者とも離婚したが。
ネットでブレイクした歌手リリー・アレン。怖いモノ知らずの21歳、ボブ・ゲルドフは「cunt」、マドンナは「過大評価され過ぎ」、カイリー・ミノーグに至っては「グラストンベリーでのライブは侮辱行為」と暴言乱発。シングル「スマイル」が1位になったとき、「コカインで祝う」と宜い、物議を醸した。
また、ビクトリア・ベッカムの「(自分は) 決して物質主義じゃない」、グウィネス・パルトローの「金持ちにも有名にもなりたくない」 は、説得力ゼロだ。ブラピ以前のアンジェリーナ・ジョリーはワイルドだった。「正直、なんでも好き。男っぽい女性、女っぽい男性、太いのも細いのも」、「今、兄と恋愛中」。
極めつけは、ソールドアウトの世界ツアー「コンフェッション」で「ポップスの女王」健在ぶりを見せつけたマドンナ。「ローマ法王が私のTシャツ着てるのを見たい」、「(自分は)金持ちで有名。才能があってゴージャスな夫と美しい2人の子供もいる。まだまだ挙げられるわよ」、「時々朝起きて、自分がどれだけ金持ちかってことを忘れることがある」。……ツッコミきれん。