妻が雇った私立探偵によって10年に及ぶ(本人は7年と主張)不実がバレ、離婚が決定的となった「Who Wants to Be a Millionaire?」の司会、クリス・タラント(60)。それぞれ2人の連れ子を持ったバツ一同士が結婚し、2人の子をもうけて15年目の破局だ。
妻に内緒で豪邸を購入し、そこを学校の校長をしている愛人との愛の巣にしていたという。妻52歳で、愛人も50代前半。両者ともブロンド、ショート・ヘアで、顔立ちも体型も姉妹かと思われるほど似ている。ぐっと若い女性を選ぶのなら分かるが、なんでまた年格好の似た相手を選んだのか、直接タラントに聞いてみたい。
最初の結婚に失敗し、アル中寸前、心身共にボロボロだった時、レポーター仲間として知り合ったイングリッドと再婚。17年続いたキャピタル・ラジオの人気モーニング・ショー、「ミリオネア」の前身クイズ番組、そして「ミリオネア」とトントン拍子に出世していくのに比例して年収も億越え。子供たちも上は29歳、1番下で14歳と順調に成長し、後は安定した老後を迎えるだけと思った矢先の愛人発覚だ。公私共にドラマチックてんこ盛りの人生に終止符を打ちたくない、「フォーエバー・ヤング」なオヤジ心は分からなくもない。いやむしろ、セレブ・ランドではよくある話だ。ミック・ジャガーなんかその典型といっていい。
ヘザー・ミルズ側の暴露攻撃で面目丸つぶれ、離婚訴訟が泥沼化しているポール・マッカートニー。23歳のモデルとの不倫交際が発覚し、妻から資産の半分1兆1000億円の慰謝料請求が予想されているチェルシーのオーナー、ローマン・アブラモヴィッチ。そしてタラントと、超セレブな男たちのもがきっぷりは、ヘタな小説よりよっぽどスリリングだ。