経済的に恵まれているハリウッド女優の養子縁組は少なくない。
ブラッド・ピット略奪愛と養子縁組のニュースで衆目を集めているアンジェリーナ・ジョリー。
4年前にカンボジアで男の孤児を、今年7月にはエチオピアから生後5カ月のエイズ孤児を養子に迎えた。ブラピも同行して書類の手続き、署名に立ち会ったという。
シャロン・ストーンとニコール・キッドマンは、子供ができないと分かって養子縁組の道を選んだクチ。
シャロンは5年前と今年それぞれに、米国で生まれた白人の男の赤ん坊を養子にし、ニコール・キッドマンはトム・クルーズとの間に男女の養子をもった。
離婚の際、親権が争われたが、ニコールが死守する。
すっかりなりをひそめた「アリーmyラブ」のキャリスタ・フロックハートは、00年の大晦日にキャリスタ本人の立ち会いのもとに生まれた男子を養子縁組。夫婦同然のハリソン・フォードとともに子育てに勤しんでいるとか。
12年前、男運がないと見限ったミシェル・ファイファーは、女の子を養子に迎えたその直後、「アリーmyラブ」の脚本家と出会って結婚、二人の間に子供もできた。極めつけは、10人以上の養子(主にベトナム人戦争孤児)と6人の実子を育てているミア・ファロー。フランク・シナトラと結婚して子をもうけるが離婚。
続いて、作曲家アンドレ・プレビンと再婚し実子・養子をもつも再び離婚し、ウディ・アレンと一緒になる。しかし、プレビンとの間の韓国人養女とウディとの性的関係を知って破局。養育権争いと幼児虐待を訴えた泥沼の裁判へともつれ込んだ(のちウディはこの養女スン・イーと結婚)。
ミア・ファローの出世作が「ローズマリーの赤ちゃん」とは出来すぎだ。