こっちの女性誌によると、男性の7割がヤセ型よりポッチャリ型を好むという。しかし、当の女性に「シャルロット・チャーチ(157センチ・62キロ、以下センチとキロ略)とビクトリア・ベッカム(168・49)、なるならどっちの体型?」と聞けば、ほぼ全員がビクトリアを選ぶはずだ。もちろん、顔は対象外で。
だって女のDNAには、細い=キレイ、スタイルがいい、という言葉がしっかり刷り込まれているから。しかし現実は厳しく、英国人女性の平均体型は、身長164で体重65と、日本人女性の159・53と比較すると、身長差を鑑みても、かなり太めだ。
ただ、セレブたちは別リーグ。普通の人が肥えれば肥えるほど、スリム・ビューティーの掟を遵守する。究極を言えば、それこそがステイタス・シンボルなのだ。
エリザベス・ハーレーなんて170・48と超スリム。ハリウッドに行ったケリー・ブルックも、あちらではグラマーと言われるが実際は173・53。先輩女優のケイト・ウィンスレットも産後太りから脱却して、現在は173・59だ。
ハリウッドでは「アリー my Love」のキャリスタ・フロックハート以来、マッチ棒体型がトレンドで、ドラマ「デスパレートな妻たち」の女優陣はガイコツみたいに痩せている。
健康美と言われるキャメロン・ディアスが175で55、ハル・ベリーが170・51.5、拒食症を疑われている「シンプル・ライフ」のニコール・リッチーが155・40。 データはないが、ニコール・キッドマンなんて180・52くらいじゃないだろうか。175・72のマライア・キャリーが、大デブと呼ばれるセレブ界。
みんな霞かすみでも食ってるんだろうか。