ハリウッド一独身モテ男を謳歌
あの面長な顔のせいなのか、ジョージ・クルーニー(44)が好きという日本人には滅多に出くわさないが、英国人には多々遭遇した。
なんでも「すんごくセクシー」なんだそうだ。
ピンとこないけど。
BAFTA(英国アカデミー賞)は逃したが、アカデミー賞では無事、「シリアナ」(漢字の当て字で書くとすごいな)のCIA諜報員役で、助演男優賞を射止めたクルーニー。
社会派ドラマ「グッドナイト& グッドラック」や「コンフェッション」の監督、脚本などもこなし、今絶好調だ。ニコール・キッドマンやブラッド・ピットなど彼を慕う俳優仲間も多く、ハリウッド村でジワリジワリと影響力を持ち始めた。
バツイチだが、ヒュー・グラントと並び最後の40代独身俳優と召され、ドラマ「ER 緊急救命室」でどっかーんと人気が出てからは、レニー・ゼルヴィガー、「デスパレートな妻たち」のテリ・ハッチャー、ルーシー・リュー、英国人タレントのリサ・スノードンと、美女たちとの噂が絶えないモテ男ぶり。
どれも結婚にはイマ一歩届かず、唯一長続きしているお相手は、12年飼っているペット豚のマックスのみという。
映画評論兼ブロードキャスターの父ニック・クルーニーを目指して、かつては大学でジャーナリズムを専攻。テレビ・レポーターの経験もあるというクルーニーだが、才能がないとあきらめ、俳優に転向したのは正解だった。
4年前、イタリアのコモ湖に15寝室(!!)ある屋敷を購入して以来、1年の3分の1はそこで過ごすという悠々自適ぶり。
ジャック・ニコルソンのごとく、独身貴族を貫きそうな気配だ。
ほんと羨まし過ぎ。