9日に開幕したばかりのサッカー・ワールド・カップ、ドイツ大会。「セレブの部屋」的にいうと、注目のチームはやはりイタリア・チームだろう。何を基準にって、そりゃ当然ルックスだ。ローマ彫刻のように美しく鍛え上げられた肢体と褐色の髪に肌、キリッとした濃い顔。ほんと艶男よりどりみどり。
チェコ、米国、ガーナと予選Eグループで戦っている世界ランキング14位の伊チーム。サッカー・ファン、スポーツ・ファンに対して不謹慎であることは重々承知だが、彼らとイングランド・チームの顔写真を並べた時、そこには慄然とするほどの差がある。
前回のW杯で相手チームにツバを吹きかけちょいイメージダウンだが、あの凛々しい横顔は捨てがたいトッティ(英語では床上手の女性を指す)を筆頭に、セリエA今季得点王のトニ、金髪のデ・ロッシ、男版アンジェリーナ・ジョリー、ネスタ、唯一のしょうゆ顔ザンブロッタ、ほかにもカンナヴァーロ、デル・ピエロ、インザーギと伊代表23選手の8割がイケメンという驚異的な確率。
一方のイングランド代表といえば、ルーニー、ランパード、ジェラード、フェルディナンド、ネヴィル、GKのロビンソンほか、申し訳ないが野暮ったさが否めない。ハッピー・マンデーズのベズを彷佛とさせるロボット・ダンスで衆目を集めるピーター・クローチなんかフランケンそっくりだ。
雑誌「LEON」のモデル、ジラーモが伊達男としてもてはやされ、イタリアン・レストランがフレンチを抜いて人気レストランに挙げられるなど、日本で根強い人気のイタリアだが、やはりギュッと凝縮された究極のイタリアといえば、男前揃いの伊チームしかない。強引だが。